過去ログ - 十神「サイレントヒルだと?説明してやろう、この十神白夜が直々にな」
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288:ダベヴィス・グレイディ ◆z.6vDABEMI[saga]
2015/02/13(金) 14:30:49.75 ID:HNpFxwnEo
>>285



「………はぁ、っ………」

息を、吐く。
神経を最大まで高める。

次が最後になるんじゃないだろうかと、俺は思っていた。


「……決着を、つけよう」

ソニア「そうですわね……あなたがッ!わたくしのために!傅く未来のためにッ!」


ソニアも多分、分かっていた。
自分の力が無力化された事、そして自分自身の魂の限界値を。
だからこそ、ここは引いては行けなかった。


ソニア「おおおおお!」

「………悪いな、格好つけさせてもらう」


刀を敢えて鞘に収め、ソニアの走ってくる気配を体で感じる。
仕損じれば、リターンが大きい。
だが、なぜか出来る気がしていた。
そう思えていた。

だから。



しゅ



「切らせてもらった、お前の自信も、希望も」

ソニア「あ……!?」



砕ける大剣と日本刀。
武器をぶっ壊すつもりでまっすぐ、直線に凪いだのだ。
そのまま、ソニアは力なくよたよたと走り抜け、俺から少し離れる。
体を半分にされかけて、大きなダメージを受け、それでも彼女は両足で立っていた。

身体中から血を流しながら立っていた。


ソニア「そんな、ばか……な……」

ソニア「こんなにあっけなく……わたくしの目指したも、のは……」

ソニア「潰え……てし、まう……」




1→声をかける
2→背を向ける
3→自由記述

>>290


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