過去ログ - ディケイド「……ドライブの世界か」【仮面ライダー】
1- 20
3:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 22:01:51.00 ID:cSt7xJ5v0
警察官1「それでは門矢刑事、1時間後にお迎えにあがりますので」

士「ご苦労」

夏海「それにしても、こんなところに警察の部署があるんですね」

ユウスケ「どう見ても普通の自動車学校にしか見えないけどなあ」

士「とりあえず中に入ってみ……危ねえ!」

夏海「キャッ!」

突如足元に襲いくる弾丸に気付き、咄嗟に夏海を庇うようにして倒れこむ士。ユウスケも慌ててその場を退避する。

夏海「あ、ありがとうございます、士君」

頬を少し染めながらお礼を言う夏海を立ち上がらせると、士は懐からバックルを取り出した。

士「兄ちゃん、そんなに危ないもの振り回してるとこのお巡りさんが逮捕するぜ!」

士の視線の先には、紫と黒のライダージャケットを羽織り、こちらにブレイクガンナーを構えるチェイスの姿があった。

チェイス「仮面ライダーの気配を感じて攻撃したが、貴様ドライブではないな……何者だ?」

士「まあ、仮面ライダーを破壊する仮面ライダー……ってとこだ」

チェイス「何だと? ふざけるな、それは俺の役目だ。俺は仮面ライダーを抹[ピーーー]る者、チェイス。またの名を……」

チェイスはゆっくりとブレイクガンナーのマズルを押し込む。

“ブレイクアップ”

チェイサー「魔進・チェイサー!!」

士「くそっ、問答無用って訳か」

チェイサー「どうした、早く変身しろ」

士「……驚いたな、変身前に攻撃してこない奴に会うのは久しぶりだ」

チェイサー「変身前の人間など、倒す価値もない。それだけだ」

士「お前、怪人なのになかなかロマンの分かるやつじゃないか。そういう奴は嫌いじゃねえけど、ま、勝負は勝負だ。負けた後に後悔すんじゃねえぞ!」


士はバックルからディケイドのカードを取り出すと、バックルに挿入する。

士「変身!」

カメンライド ディケイド!

いくつもの虚像が重なり合った後、やがてそこにはマゼンダ色を基調とする体色にバーコードを彷彿とさせるモチーフのライダー、仮面ライダーディケイドが現れた。

チェイサー「フン、いくぞ!」

ディケイド「どこからでも……来い!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
23Res/17.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice