5:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 00:56:54.56 ID:Pk6xABjY0
小さな会社だったから社長とはよく話したし、昔から世話になったものだから感謝もしていた。
けれどその時は悲しみなんてものは1ミリたりとも湧かなかった。
目の前のモノへの嫌悪、明日への不安、そんな身勝手なものばかり。
あとからきた他の奴らもそんな顔をして固まっていたしきっとそう思っていただろう。
誰かが警察を呼んだのか、パトカーがサイレンを鳴らせてやってきてやっと皆動き始めた。
止まっていた時間が流れ始めるとはこのことだろうと思った。
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