過去ログ - 提督「加賀さんはデレてなんかくれない」
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889: ◆and2h/yWHc[saga]
2016/01/09(土) 01:34:35.32 ID:E9eq6MoF0
☆料理☆

加賀「あの、鳳翔さん」

鳳翔「どうかしましたか?」

加賀「私に料理を教えていただけませんか?」

鳳翔「ふふ、ついにですか」

加賀「はい…」

鳳翔「提督に任せてばかりは嫌になりましたか?」

加賀「そうですね…料理をする時は限られてきますし、その限られてくる時には提督に任せっきりというのは…」

鳳翔「らしいですね。それでは厨房に行きましょうか」

加賀「わかりました」

〜厨房〜

鳳翔「さて、まず料理と一言に言っても様々な物があります」

加賀「えぇ」

鳳翔「ですけど、加賀は一応基本はきちんと押さえられていると思います」

加賀「比叡の惨事を体験しましたから…」

鳳翔「ええ。だからこそ、基本的な事は押さえているでしょう?きちんと味見をする事などですね」

加賀「はい。重々」

鳳翔「あとは…野菜の切り方なんかは大丈夫でしょう。魚のおろし方などは追々教えて行きましょう」

加賀「ありがとうございます。鳳翔さん」

鳳翔「いえいえ。さて、それでは今日は簡単な味噌汁を作ってみましょうか」

加賀「味噌汁ですか…」

鳳翔「はい。魚と肉を使うのは今度にして、今回は味噌汁です。味噌汁は簡単ですが奥が深いですからね」

加賀「わかりました」

鳳翔「今回は麦味噌を使って作りましょう。主に九州の方で使われる味噌ですね。武蔵さん達には馴染み深いと思います」

加賀「甘いと言われている味噌ですね」

鳳翔「そうですね。この味噌以外を使う地域の人からしたら甘いと思うかもしれませんね。中にはタバスコを味噌汁に入れる人もいるとか」

加賀「タバスコですか…わからないですね、それは」

鳳翔「私もやったことは無いですね。特に麦味噌が甘すぎると思ったこともないですし…」

加賀「まぁ、出来る機会があればということで…」

鳳翔「そうですね…」

加賀「それで、この先はどうするんですか?」

鳳翔「そうですね…ダシは今日は顆粒のカツオだしを使いましょうか。料理に慣れてきた頃にかつおぶしからダシを取りましょう」

加賀「顆粒ですね。わかりました」

鳳翔「顆粒ダシを入れる前に、水と揚げを入れて沸騰させましょう。沸騰したら顆粒ダシとエノキを入れて再沸騰させます」

加賀「そして味噌を溶かす、ですね」

鳳翔「その通りです。そしてまた沸騰寸前まで火にかけて、お好みでネギを散らして完成です」

加賀「結構簡単なのですね」

鳳翔「これはいわば基本ですからね。色々と工夫して好みに近づけるのがいいと思いますよ」



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