10:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 11:56:01.87 ID:JlWTjnQo0
男「…ありがとう」
女「うん…」
またあの時のような気まずい雰囲気だ。
11:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:01:31.08 ID:JlWTjnQo0
当然の結果だ。
今まで彼女の気を引く努力などなにもしてこなかったのだから。
でも、男は満足だったのだろう。
12:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:07:57.49 ID:JlWTjnQo0
男「女さん、俺と友達になってください」
恐らく、これが今の自分にできる精一杯だろう。
女は俺の精一杯を理解したかはわからない。
13:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:35:29.36 ID:JlWTjnQo0
━━卒業式後━━another story
情けない話、俺はふられて、友達以下になってもなおずっと女のことが好きだった。
だから、俺は猛アピールを続けた。
14:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:41:46.56 ID:JlWTjnQo0
この歌は覚えている。
前に友達がふられた時にずっとリピートして何回も聞かされていた曲だった。
その時はその友達を励ましていたが、この歌詞の意味は理解できなかった。
15:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:45:20.55 ID:JlWTjnQo0
それからもアピールはし続けた。
だから、決着をつける日は前から決めていた。
『卒業式後』である。
16:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:50:45.16 ID:JlWTjnQo0
しかし、女は聞いてくる。
女「どうしたの?」
男「うん。」
17:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:54:32.66 ID:JlWTjnQo0
女のふーっと息を吐く音が聞こえた。
そして女は話し始めた。
女「もう私のこと好きにならないほうがいいって言ったよね?」
18:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:58:52.99 ID:JlWTjnQo0
女「好きだって言ってくれるのはうれしいよ…けど…」
女「なんで私なんかを好きっていうの…」
女「自分勝手でわがままで男をふった最低な女だよ」
19:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 13:03:51.08 ID:JlWTjnQo0
しかし、男の中で何かが弾けた。
男「このままじゃダメだよな」
男「決着をつけなきゃいけないよな」
20:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 13:09:37.38 ID:JlWTjnQo0
同時に震えているのがわかる。
男が怖いのであろうか。
女「離して…」
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