7:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 11:38:44.82 ID:JlWTjnQo0
どこかで聞いたことがある曲が、すっと思い出された。
男『幸せはいつだって失って初めて幸せと気づく小さな不幸』
男「なにかのアニメの曲だったな」
8:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 11:46:04.93 ID:JlWTjnQo0
━━卒業式後━━
情けない話だが、男はふられて、友達以下になってもなおずっと女のことが好きだった。
しかし、女はクリスマスに他の男や友達と出かけていたのは知っていた。
9:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 11:50:45.25 ID:JlWTjnQo0
男『今から会えない?』
女『いいよ…』
連絡は取り付けることに成功した。
10:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 11:56:01.87 ID:JlWTjnQo0
男「…ありがとう」
女「うん…」
またあの時のような気まずい雰囲気だ。
11:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:01:31.08 ID:JlWTjnQo0
当然の結果だ。
今まで彼女の気を引く努力などなにもしてこなかったのだから。
でも、男は満足だったのだろう。
12:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:07:57.49 ID:JlWTjnQo0
男「女さん、俺と友達になってください」
恐らく、これが今の自分にできる精一杯だろう。
女は俺の精一杯を理解したかはわからない。
13:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:35:29.36 ID:JlWTjnQo0
━━卒業式後━━another story
情けない話、俺はふられて、友達以下になってもなおずっと女のことが好きだった。
だから、俺は猛アピールを続けた。
14:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:41:46.56 ID:JlWTjnQo0
この歌は覚えている。
前に友達がふられた時にずっとリピートして何回も聞かされていた曲だった。
その時はその友達を励ましていたが、この歌詞の意味は理解できなかった。
15:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:45:20.55 ID:JlWTjnQo0
それからもアピールはし続けた。
だから、決着をつける日は前から決めていた。
『卒業式後』である。
16:名無しNIPPER
2015/02/12(木) 12:50:45.16 ID:JlWTjnQo0
しかし、女は聞いてくる。
女「どうしたの?」
男「うん。」
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