過去ログ - 榛名「艦プラビルドファイターズ・ブレイヴ」
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590:≫1[saga]
2015/04/22(水) 01:23:44.40 ID:O+2SI0cq0
榛名「…私は、天城と血縁関係ではありません。」

秋月「え…?」

榛名「私は両親や天城と、血の繋がりが無い養子です。」

秋月「嘘、ですよね…?」

榛名「事実です。大鯨さんはもう知ってる可能性はありますが。」

秋月「あんなに、仲が良いのに…」

榛名「貴女達と一緒で仲が良いと言っても必ずしも血縁があるとは限りません。」

秋月「そんな…」

榛名「私は元々、4歳まで施設で暮らしていたのです。実の両親に捨てられて生まれてからずっと施設で育ってきました。

でも私はある事件を契機に引き取られることになりました。」

秋月「ある事件?」

榛名「その施設に居た捨て子は、『施設を移動する』と言われどこかに引き取られてしまいました。何故だと思いますか?」

秋月「いえ…」

榛名「答えは、臓器売買です。」

秋月「ッ…!?」

榛名「身寄りのない子供を集めてその中からドナー適合者が出ると、施設から連れ出し移植手術を行っていたのです。そうする事でお金を得ていた…

そんな所に私は居ました。尤もその事実を知ったのは15の時ですが。」

秋月「…」

榛名「でもある日その事実が表に出てし、施設は閉鎖し榛名は両親に引き取られました。その時の榛名は、世界を憎んでいました。

何で私が捨てられたのか、何で私の居場所が奪われたのか、何で私は生まれたのか、と…」

秋月「榛名さん…」

榛名「でもお父さんとお母さんは私を引き取ってこう言いました。『家族になるのだから、笑顔になりなさい』と。」

秋月「笑顔…」

榛名「その時の天城はまだ赤ちゃんで何も覚えて無い筈です。そして榛名は両親のお陰でようやく笑えるようになりました。結局両親とは喧嘩して和解出来ずでしたけど…」

秋月「そんな事があったのですね…」

榛名「だからこれ以上私の様な悲しみや憎しみに囚われた人間が生まれないように、世界を笑顔にする… それが榛名の夢です。」

秋月「ごめんなさい、辛い筈なのに変なことを…」

榛名「榛名は大丈夫です。だから気にする事もありません。」

秋月「ですが…!」

榛名「この話は忘れてください。忘れなくても良いですが、他言無用でお願いします。」


そろそろストーリー進行したい…

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