48: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 20:52:25.45 ID:2A/wEX1EO
ナツキ「ん? ああ、ヒトミか。どうした?」
ヒトミ「え、あぁ、うん、なんかさー……」
ヒトミ (い、いざ目の前に立ったら無理! 緊張する……)プルプル
49: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 20:53:52.30 ID:2A/wEX1EO
ナツキ「痛っ、背中叩くなよ。具合でも悪いのか?」
ヒトミ「ぐ、具合は悪くねーよ。そ、それよりっ! 今日ってさ……」
ナツキ「……? なんかいつもと違ってし……」
50: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 20:54:49.55 ID:2A/wEX1EO
バッ!
ナツキ「あっ、おいヒトミ!」
ヒトミ「ま、またあとでなっ!!」ダダダダダ……
51: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:00:06.76 ID:2A/wEX1EO
ナツキ「多分なんか調子悪かったんだと思います。……ハルカ先輩こそ、どうしたんッスか?」
ハルカ「ああ、うん。ナツキくんにこれ渡そうと思って」スッ
ハルカ「はい、ハッピーバレンタイン♪」
52: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:04:21.22 ID:2A/wEX1EO
ナツキ「そんな、こっちこそトウマの奴がいつもお世話になってるのに、こんなもの頂いて……すいませんッス!」ペコリ
ハルカ「う、ううん! そんなことないよ! こちらこそっ!」ペコッ
ナツキ「……顔、上げましょうか。お互い」
53: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:04:57.29 ID:2A/wEX1EO
ナツキ「でも、貰ってばかりじゃ申し訳ないッス」
ハルカ「んー……じゃあ、ホワイトデーにお返ししてくれる? その方が嬉しいな」
ナツキ「と、当然ッス!! 頑張ってお返しします!!」
54: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:10:19.01 ID:2A/wEX1EO
ハルカ「お返し……期待してても、いいのかな?」
ナツキ「……? も、もちろんッス」
ハルカ「うん♪ じゃあ、またね。ちょっとヒトミの様子見てくるね」
55: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:13:04.00 ID:2A/wEX1EO
ガラガラ……パタン
56: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:17:59.09 ID:2A/wEX1EO
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保坂「あれから数々のデパートを渡り歩いた」
57: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:18:43.67 ID:2A/wEX1EO
保坂「俺は考えた。俺の気持ちを詰まったチョコを渡すにはどうすれば良いのか……。答えは遠くにあるようで、本当は俺の足元にそっと置かれていた!! それはまさにーー」
58: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:24:12.68 ID:RXb/Apeb0
保坂「聞いてくれ! 俺はなんとか南ハルカに贈るべき最高のチョコを見つけたぞ!!」
速水「ああ、買えたのね。どれ、ハルカちゃんに渡してあげるからよこしなさいな」
保坂「む、速水がか?」
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