57: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:18:43.67 ID:2A/wEX1EO
保坂「俺は考えた。俺の気持ちを詰まったチョコを渡すにはどうすれば良いのか……。答えは遠くにあるようで、本当は俺の足元にそっと置かれていた！！ それはまさにーー」
58: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 21:24:12.68 ID:RXb/Apeb0
保坂「聞いてくれ！ 俺はなんとか南ハルカに贈るべき最高のチョコを見つけたぞ！！」
速水「ああ、買えたのね。どれ、ハルカちゃんに渡してあげるからよこしなさいな」
保坂「む、速水がか？」
59:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 22:02:16.05 ID:LjZNzg4V0
支援。
最後の行は保坂の分身じゃなくて速水だよね。分かってます
60: ◆3QzES7GlZg
2015/02/15(日) 22:48:16.41 ID:RXb/Apeb0
>>59
うわぁ、保坂がさらにキモくなってる…
>>58ミス
61: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 22:57:01.62 ID:RXb/Apeb0
保坂「……なにやら腑に落ちないが、南ハルカに不審がられるのは避けたい。では速水、頼んでもいいか？」
速水「うん、頼まれてあげるから早く私の……違った、ハルカちゃんのチョコ頂戴？」
保坂「それでは、お願いするとしよう。これだ｣ｶﾞｻｯ
62: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 23:00:49.04 ID:RXb/Apeb0
保坂「包装だけじゃない！ 南ハルカに渡すべくして作られたチョコ……それは、俺の手作りトリュフだ！！」
速水「なっ、手作りにしたの！？」
保坂「そう！ この想いは他人に作らせても、チョコの中に閉じ込められたワインより先に零れてしまう！！ それを注入するには俺がチョコを作るほかない！！」
63: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 23:06:16.12 ID:RXb/Apeb0
保坂「さぁ、速水よ頼んだ！！ その想いが零れる前に、届けてくれ！！」
速水「え、あ、でもこれ手作りなら私が届けなくてもーー」
保坂「渡してくれると言ったのは速水だろう？」
64: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 23:20:37.20 ID:RXb/Apeb0
ﾃｸﾃｸ……
速水 (あー、完全に目論みが崩れたなぁ…)
65: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 23:22:11.17 ID:RXb/Apeb0
速水「なんだろこれ……箱？ もしかしてヒトミのチョコかな。仕方ない、持っておこう」
速水「なんだかなぁ、みんないつもと違うなぁ。バレンタインだからかな？｣ﾃｸﾃｸ……
66: ◆3QzES7GlZg[saga]
2015/02/15(日) 23:32:01.35 ID:RXb/Apeb0
ハルカ「こっちにヒトミ来ませんでしたか？」
速水「あー、うん。今さっき。これってさぁ、ヒトミのかな？｣ﾁﾗｯ
ハルカ (あっ、ヒトミが渡したかったチョコだ！ ……そっか、ちゃんと速水先輩に渡しにいったんだね)
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