過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 24】
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689: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2015/02/17(火) 03:04:33.53 ID:nl7Sp4mR0

ハワード「…千景、俺はお前に女としての好意を持つことはできない」

千景「っ…」

ハワード「…だが、悪くはなかった」

ハワード「始めは鬱陶しくも感じていたが、お前がいなくなれば困ることになる」

ハワード「また俺を楽しませろ」

ハワード「俺をその気にさせるのであれば…その調子でやってみろ」

千景「…つまり、それは――」

ハワード「さっさと帰るぞ」

ハワード「俺に尽くせ、千景。…考えてやらないでもない」

千景「…ボス…」

ハワード「…ふんっ」

 ザッ

千景「…………考えらやらないでもない…」

千景「…つまり…考えようとすれば、できるということ…?」

千景「ボスに…そんな感情が…!」

 グッ

千景「よし…」

千景「待ってくれ、ボス…!」タッ

千景「今度はどこへ行きたい?」

ハワード「…どこだっていい」

千景「では、また考えておく」

千景「わたしは、ボスとならばどこだっていい」

ハワード「…」

千景「だから、必ず…今度こそボスを落としてみせる」

千景「この勝負、わたしに勝ち目が見えてきたようだ。最後まで、手は抜かない」


 ハワードは何も言なかった。
 見上げないといけないハワードの横顔を眺め、千景はいつもより軽い足取りで並んで歩く。

 恋せよ、乙女。
 また少しだけ、春が近づいてきた――。





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