過去ログ - 花陽「ふたり乗り タイムカプセル」
↓ 1- 覧 板 20
27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:48:03.27 ID:32fv2ES+o
あの時みたいに互いに向き合って、
でこぼこした身体の形が当たるのも気にしないで、
むしろ凛ちゃんと私を
もう一度かみ合わせるようにして、強く抱きしめました。
あんまり強くしすぎて、
はずみで涙まで浮かんできちゃうあたり、
ほんとうにあの夜へと戻ってきたみたい。
誰にも見えない、
神様にも見えないくらいの真っ暗闇のなかで、
ふたり分の息と涙声だけがしずかに聞こえてて、
花陽は最初からここに居たかったんだってはっきり分かりました。
そのためなら、なんだって。
33Res/15.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。