過去ログ - 花陽「ふたり乗り タイムカプセル」
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 04:48:03.27 ID:32fv2ES+o

 あの時みたいに互いに向き合って、
 でこぼこした身体の形が当たるのも気にしないで、
 むしろ凛ちゃんと私を
 もう一度かみ合わせるようにして、強く抱きしめました。

 あんまり強くしすぎて、
 はずみで涙まで浮かんできちゃうあたり、
 ほんとうにあの夜へと戻ってきたみたい。


 誰にも見えない、
 神様にも見えないくらいの真っ暗闇のなかで、
 ふたり分の息と涙声だけがしずかに聞こえてて、
 花陽は最初からここに居たかったんだってはっきり分かりました。


 そのためなら、なんだって。




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