1: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:51:45.59 ID:gL9lJc7xo
まどマギの百合物です 
 2回か3回に分けて投下する予定です 
  
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2: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:52:28.79 ID:gL9lJc7xo
 まどか「うーん……」 
  
 まどか「……うーん。どうしようかなぁ」 
  
 さやか「おーい、まどかー」 
3: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:53:08.25 ID:gL9lJc7xo
 まどか「そ、それで何か用でもあった?」 
  
 さやか「あぁ、今日のお昼はほむらと2人で食べててよ。あたし、ちょっと出ないとだからさ」 
  
 まどか「そうなの?わかったよ」 
4: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:53:36.05 ID:gL9lJc7xo
 まどか「ほむらちゃーん。お昼、食べよー?」 
  
 ほむら「……」 
  
 まどか「ほむらちゃん?」 
5: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:54:03.89 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「……え?あ、まどか」 
  
 まどか「もう。さっきから呼んでるのに」 
  
 ほむら「そ、そうだったの、ごめんなさい。それで、何かしら?」 
6: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:54:31.59 ID:gL9lJc7xo
 まどか「……そう言えば、ほむらちゃんは何を熱心に読んでたの?」 
  
 ほむら「え?」 
  
 まどか「だって、わたしが話しかけたのも気づかなかったんでしょ?何なのかなって」 
7: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:55:06.88 ID:gL9lJc7xo
 まどか「これは…チョコのレシピ?」 
  
 ほむら「えぇ。もうすぐバレンタインでしょう?だから……」 
  
 まどか「みんなに配るチョコを考えてたの?」 
8: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:55:37.45 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「だけど、なかなか難しいものね。溶かして固めるだけだと思ってたから……」 
  
 まどか「どうしてチョコを作ろうって思ったの?」 
  
 ほむら「……せっかくのバレンタインだもの。恋人に素敵なものを贈りたいと思ったっていいじゃない」 
9: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:56:08.36 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「参考までに聞きたいんだけど、まどかは去年のバレンタインはどうだったの?」 
  
 まどか「どうって、特に何もないよ。さやかちゃんや仁美ちゃんとチョコを交換したくらいで」 
  
 まどか「だから、今年は初めての恋人がいるバレンタインだからどうしようかと悩んでたんだ」 
10: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:56:43.12 ID:gL9lJc7xo
 まどか「……ごちそうさまでした」 
  
 ほむら「ねぇ、まどかはさっき見せた中で食べたいものってない?」 
  
 まどか「え?……うーん、正直に言えばいくつかあったけど、でも教えたくないんだよね」 
11: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:57:33.01 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「内緒なら内緒で構わないけど…計画がボツになってしまったわね」 
  
 まどか「計画?」 
  
 ほむら「えぇ。バレンタインのチョコを一緒に作らないかと思ったのだけど……」 
12: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:00.33 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「言ってくれるわね。当日を楽しみにしてなさい」 
  
 まどか「それじゃあ、お互いがんばろうね」 
  
 さやか「ただいまーっと。やー、今日はごめんねー」 
13: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:29.80 ID:gL9lJc7xo
 さやか「ふ、フられてないわ。……ただ、あいつがあたしと仁美、どっちもとらなかっただけで」 
  
 さやか「だから、このバレンタインで少しでもあたしの方に手繰り寄せたくてね……」 
  
 まどか「そうなんだ……」 
14: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:58.18 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「わからないけど、やる前から諦めても仕方ないわ」 
  
 さやか「まぁ、まどかのために頑張りなよ」 
  
 ほむら「そういうあなたも、早いところ上条恭介を物にしなさいよ」 
15: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:59:24.95 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「2人とも、そろそろ授業の支度した方がいいんじゃない?」 
  
 まどか「あ、そうだね。……じゃあ、またあとでね」 
  
 ほむら「えぇ。またあとで」 
16: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:59:56.64 ID:gL9lJc7xo
 ――放課後―― 
  
 ほむら(ふぅ。放課後ね……。まどかに今日は一緒に帰れないと……) 
  
 まどか「ほむらちゃん。ごめんね、今日は一緒には……」 
17: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:00:28.11 ID:gL9lJc7xo
 さやか「まどか、本屋行くんでしょ?あたしも一緒に行っていい?」 
  
 まどか「いいけど、さやかちゃんも……?」 
  
 さやか「まぁ、一応ね。あと買ってない漫画があるから」 
18: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:01:00.43 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「今日はごめんなさい。突然押しかけてしまって」 
  
 マミ「いいのよ、気にしないで。……と、言いたいけどあいにくクッキーくらいしか……」 
  
 ほむら「別にお菓子を食べに来たわけじゃないんだから、お構いなく」 
19: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:01:31.38 ID:gL9lJc7xo
 ほむら「もうすぐバレンタインでしょう?だから、まどかにチョコを贈ろうと思ってレシピを買ったのだけど」 
  
 ほむら「どれもこれも手が込んでいて、私1人ではちょっと……」 
  
 マミ「それで、私に相談を?」 
20: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:02:00.99 ID:gL9lJc7xo
 マミ「……これ、結構いい値段しなかった?」 
  
 ほむら「えっと…ごめんなさい、わからないわ。レシピなんて初めて買ったから、こんなものだと……」 
  
 マミ「あなたが買ったこのレシピ、上級者向けのものなの。正直、私も作ったことのないものも多くて」 
21: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:02:28.06 ID:gL9lJc7xo
 マミ「……ひとつ考えがあるのだけど、いい?」 
  
 ほむら「勿論。何かしら?」 
  
 マミ「その…暁美さんが今相談しているのって、鹿目さんに贈るチョコのことだったはずよね?」 
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