129: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:01:19.21 ID:/GFmSnhxo
ほむら「……あぁ、そういうことね。バレンタインプレゼントはちゃんと用意してあるわ」
まどか「もう。心臓に悪いこと言わないでよー……」
ほむら「ご、ごめんなさい」
130: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:01:45.25 ID:/GFmSnhxo
まどか「もちろんだよ。ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「ね、開けてもいい?」
ほむら「い、いいけど…その、まどかのお気に召すかは……」
131: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:02:22.19 ID:/GFmSnhxo
ほむら「そ、それ…私が編んだの……」
まどか「え…ほむらちゃんが?」
ほむら「えぇ。この前、マミにバレンタインのチョコの相談をしに行ったとき……」
132: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:02:55.09 ID:/GFmSnhxo
まどか「そうだったんだ……。今日、寝ちゃったのもそれが原因なのかな」
ほむら「……そうよ。特に今日は…碌に寝てなくて……」
まどか「……」
133: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:03:43.00 ID:/GFmSnhxo
まどか「わたしのプレゼントを作るのはいいけど…無理しちゃダメだよ」
まどか「わたしが離れてた間に寝ちゃうくらいだったんだから、下手したら倒れてたかもしれないんだよ?」
まどか「もう無理しちゃダメだからね。いい?」
134: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:04:14.27 ID:/GFmSnhxo
まどか「ほむらちゃんって、さやかちゃんたちにはチョコあげたんだよね?」
ほむら「そうね、友チョコという奴をあげたわ。中身は市販品だけど」
まどか「じゃあ…ほむらちゃんからチョコ以外のものをもらったのは、わたしだけなんだね」
135: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:04:52.24 ID:/GFmSnhxo
まどか「気に入ったことはそうなんだけど…いくつか聞いていい?」
ほむら「何?」
まどか「このマフラーのデザインなんだけど…何で真ん中から紫とピンクに分かれてるのかなって」
136: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:05:32.54 ID:/GFmSnhxo
ほむら「その、色が2色なのは…私とまどかがずっと一緒にいられるようにって……」
まどか「え?」
ほむら「紫が私で、ピンクはまどかで…2人の仲が切れたりほつれたりしないようにって願いを込めて……」
137: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:06:03.36 ID:/GFmSnhxo
まどか「……わたし、嬉しいよ。ほむらちゃんがそこまでわたしを想ってくれてるなんて」
ほむら「嬉しい……?」
まどか「うん。だって、ほむらちゃんがこのデザインにしたのも、やたら長くなっちゃったのも……」
138: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:06:33.13 ID:/GFmSnhxo
ほむら「まどかに喜んでもらえたのなら…頑張った甲斐があったわ」
ほむら「でも…本当に私の気持ちが重いのなら遠慮なく言って。私の愛でまどかを潰したくないから」
まどか「そんな心配いらないよ。だって、ほむらちゃんの愛ならいくらでも受け取ってあげられるし」
139: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/15(日) 00:07:23.79 ID:/GFmSnhxo
ほむら「……っは、ぁ」
まどか「ほむらちゃん…今日は何だか一段と情熱的だったね……」
ほむら「ふふっ。今、まどかにあげられるだけの愛情…全部込めてあげたから」
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