8: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:55:37.45 ID:gL9lJc7xo
ほむら「だけど、なかなか難しいものね。溶かして固めるだけだと思ってたから……」
まどか「どうしてチョコを作ろうって思ったの?」
ほむら「……せっかくのバレンタインだもの。恋人に素敵なものを贈りたいと思ったっていいじゃない」
9: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:56:08.36 ID:gL9lJc7xo
ほむら「参考までに聞きたいんだけど、まどかは去年のバレンタインはどうだったの?」
まどか「どうって、特に何もないよ。さやかちゃんや仁美ちゃんとチョコを交換したくらいで」
まどか「だから、今年は初めての恋人がいるバレンタインだからどうしようかと悩んでたんだ」
10: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:56:43.12 ID:gL9lJc7xo
まどか「……ごちそうさまでした」
ほむら「ねぇ、まどかはさっき見せた中で食べたいものってない?」
まどか「え?……うーん、正直に言えばいくつかあったけど、でも教えたくないんだよね」
11: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:57:33.01 ID:gL9lJc7xo
ほむら「内緒なら内緒で構わないけど…計画がボツになってしまったわね」
まどか「計画?」
ほむら「えぇ。バレンタインのチョコを一緒に作らないかと思ったのだけど……」
12: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:00.33 ID:gL9lJc7xo
ほむら「言ってくれるわね。当日を楽しみにしてなさい」
まどか「それじゃあ、お互いがんばろうね」
さやか「ただいまーっと。やー、今日はごめんねー」
13: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:29.80 ID:gL9lJc7xo
さやか「ふ、フられてないわ。……ただ、あいつがあたしと仁美、どっちもとらなかっただけで」
さやか「だから、このバレンタインで少しでもあたしの方に手繰り寄せたくてね……」
まどか「そうなんだ……」
14: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:58.18 ID:gL9lJc7xo
ほむら「わからないけど、やる前から諦めても仕方ないわ」
さやか「まぁ、まどかのために頑張りなよ」
ほむら「そういうあなたも、早いところ上条恭介を物にしなさいよ」
15: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:59:24.95 ID:gL9lJc7xo
ほむら「2人とも、そろそろ授業の支度した方がいいんじゃない?」
まどか「あ、そうだね。……じゃあ、またあとでね」
ほむら「えぇ。またあとで」
16: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:59:56.64 ID:gL9lJc7xo
――放課後――
ほむら(ふぅ。放課後ね……。まどかに今日は一緒に帰れないと……)
まどか「ほむらちゃん。ごめんね、今日は一緒には……」
17: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:00:28.11 ID:gL9lJc7xo
さやか「まどか、本屋行くんでしょ?あたしも一緒に行っていい?」
まどか「いいけど、さやかちゃんも……?」
さやか「まぁ、一応ね。あと買ってない漫画があるから」
18: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:01:00.43 ID:gL9lJc7xo
ほむら「今日はごめんなさい。突然押しかけてしまって」
マミ「いいのよ、気にしないで。……と、言いたいけどあいにくクッキーくらいしか……」
ほむら「別にお菓子を食べに来たわけじゃないんだから、お構いなく」
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