過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」久「もうちょっと、近づいて」
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613: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2015/03/10(火) 20:56:54.54 ID:2A+Iqrvr0
部屋に入ってきた雅枝を見るなり、顔をほころばせて雅枝に駆け寄る京太郎。

対して雅枝は、ほんの一瞬だけ驚いたように目を見開き――京太郎が駆け寄ってくると、直ぐに身を屈めて彼を両手で抱き締めた。


雅枝「おー、よしよし」ナデナデ

竜華「か、監督……? おかーさんって、その」

雅枝「ん……なんちゅーか、京太郎の家庭事情はちと複雑でなぁ……ちっこい頃はよくウチで面倒見てたんやけど……ふむ」

泉「……監督?」


雅枝「京太郎……私な、ちょっとお仕事行かないとダメなんよ」

京「……」

雅枝「でな? その間、ここでこのおねーさんたちと一緒に仲良く待っててもらえるか?」

京「……うん」

雅枝「ん、いい子や」チュッ



雅枝「ちゅーわけで。私は仕事あるし……ついでに京太郎がこないなった原因も調べてくるから。その間の京太郎の面倒、頼んだで?」

竜華「は、はい!」

雅枝「練習もしっかりな。それじゃ、行ってくる」

京「いってらっしゃいっ」



雅枝が部屋を出て行って、取り残された彼と千里山の部員たち。

果たして京太郎は元に戻れるのか? 竜華たちは彼と仲良くなれるのか?


竜華「……ゴクリっ」

京「っ!」


千里山麻雀部の、奇妙な全国大会が始まろうとしていた――。


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