過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」久「もうちょっと、近づいて」
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893: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2015/03/16(月) 03:53:12.14 ID:6PaHKQ3H0
「私が……」

「はい」


成香を見やる由暉子の眼差しには、軽蔑の色が宿っている。

理解していない様子の彼女に、由暉子は更に苛立った様子で口を開いた。


「あなたの存在そのものが。須賀くんにとって邪魔なんです」

「そんな……」

「その指の包帯は、自分でつけた傷でしょう?」

「……」

「その左手のガーゼも……私が叩いた場所ですが、そこまで強くは叩きませんでした」

「……」


「そうやって、自分を傷付ければ彼が見てくれるとでも?」

「……っ」

「あなたは彼の優しさに付け込んで……だから、もう一度いいます」


「あなたは――邪魔です」


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