過去ログ - あやめ「食べるのは、お一人の時に」武内P「なぜです」
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11:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:33:46.42 ID:i5obQaFR0

仁美「――はぁ、死ぬかと思った。まさかチョコ一つ食べたくらいでこんなことになるなんて」

完全に暴走の収まった仁美は、冷蔵庫にあったスタミナドリンクを飲んで体力を回復しながら、芳乃の創った
チョコレー糖をしげしげと眺める。仁美が見る限りはどうしても普通の一口サイズのチョコにしか見えないのだが、
自分の身に起きたことを考えると、これがやはりただのチョコでないことを物語っていた。

仁美「しかし一緒にチョコ作ってたはずなのになんでこんなもの出来ちゃうのかなぁ」

芳乃「わたくしが特別に揃えた材料を密かに混ぜましてー、さらに形を創るときに祈りを込めましたのでー」

芳乃「あらゆる悪気を消し去る物へと生まれ変わっておるのですー。あの方には耐えれるように創りましたのでー」

芳乃「仁美の身体には反動が大きすぎたのかとー」

仁美「さすが芳乃っち、なんか訳わかんないことを平然とこなしちゃうね」

すっかり芳乃の浮世絵離れした行動に慣れてしまった仁美は、彼女の言葉に多少呆れる程度で済ませながら
先ほどの暴走で散らかってしまった台所を自分たちに代わって片付けてくれているあやめへと視線を移す。
この年下の忍びがあの異常なまでの身体の熱さや無尽蔵に湧いてくるような力から助けてくれなければ、
今頃自分はどうなっていたのであろうか。



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