過去ログ - 真姫「バレンタインはチョコレートほど甘くない!?」
1- 20
7: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:47:53.77 ID:4sQVRRmLo
 ――ごくり。

 無意識に生唾を飲み込む。

 ......ちょっとイメトレしましょう。そう、大事よね、イメトレ、部活でいつもやってるし、噛み噛みになったらダサいし、ね?
以下略



8: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:48:53.44 ID:4sQVRRmLo
 さあ落ち着いて、深呼吸するのよ、すぅ...はぁ...、よし!

 いざっ!

真姫「ね――」
以下略



9: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:50:08.49 ID:4sQVRRmLo
 ていうかそもそもなんでそんな気合い入れる必要があるのよ、だって私たちもう付き合ってんのよ?恋人よ?凛だって少なからず私のこと好きなはずなんだから、チョコ貰って嫌なはずないじゃない。

 普通に渡せばいいのよ、お昼ご飯のおかずを分けてあげるぐらいのノリでいいのよ、...さすがにそれは軽すぎる?いや、もうこの際なんでもいいや、とにかく渡すことに意味がある、はずよ。

真姫「あ――」
以下略



10: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:51:16.98 ID:4sQVRRmLo

――


凛「あれ、絵里ちゃんだ」
以下略



11: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:53:34.96 ID:4sQVRRmLo
凛「おはよー」

真姫「絵里ってやっぱりモテるのね、女の子に、だけど」

希「元々美人な上に基本はかっこいい系やからねぇ、μ'sの活動始めてからはさらに鰻登りって感じで」
以下略



12: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:54:46.32 ID:4sQVRRmLo
凛「だって、そんなにモテる人が凛の彼女なんだって思ったら、嬉しいから」

真姫「な...ナニソレ」

 意味分かんない...、けど、ただ「彼女」って呼ばれただけで嬉しくなっちゃう私の心の方もよっぽど意味分かんないわ。
以下略



13: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:56:02.93 ID:4sQVRRmLo
花陽「おはよう」

 私たちが教室に着いて一息吐いたぐらいで、用事とやらで遅れて来た花陽が現れた。

凛「おはよかよちん!」
以下略



14: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 15:57:10.79 ID:4sQVRRmLo
花陽「あ、私授業始まる前にお手洗い行ってくるね」

凛「うん、いってらっしゃーい」

 ひぃ!こっち来る...、胃が、胃が痛いわ...例えるなら、喫茶店でゲームアプリで遊んでたらミスっちゃってその瞬間思わず大きい声が出てしまった時ぐらい胃が痛いわ。
以下略



15: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 16:00:13.24 ID:4sQVRRmLo
 そう思った矢先だった、バレンタインの日というのは、そのコンセプトに反してあんまり甘くないらしい。

凛「あれ?」

 凛が怪訝な顔をして自分の机の中をまさぐっている、そしてそこから引き抜かれた手には白い箱が掴まれていた。
以下略



16: ◆7U5MZNHpck[saga]
2015/02/14(土) 16:01:26.10 ID:4sQVRRmLo
凛「これって...」

花陽「チョコだよ!!」

真姫「えっ...?」
以下略



75Res/50.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice