過去ログ - 千早と真美のバレンタインパニック
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2: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:12:27.39 ID:wfc0hg1+o
「ちっはやおねーちゃーん!」

美味しいチョコケーキを食べ進めていると、いつの間にか同じ事務所のアイドル、双海真美が家に上がり込んでいて、私の名前を呼んでいた。

「真美? 鍵は掛けてた筈だけど……」
以下略



3: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:12:53.51 ID:wfc0hg1+o
チョコケーキを一旦テーブルの上で待たせて、真美の方に顔を向けると、今度は真美が後ろを向いて何かゴソゴソとし始めている所だった。

もしかして。真美は昨日今日とオフだから、わざわざチョコを渡しに来てくれたのかしら?

なんて思っていると、真美が振り返ってにーっと笑う。
以下略



4: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:13:23.02 ID:wfc0hg1+o
「千早お姉ちゃん、ハッピーバレンタイン! 今はやり?の私を食べてだよ〜ん!」

やっぱり。

チョコを口の周りにべたべた塗りたくって……。アイドルがはしたない。
以下略



5: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:13:52.40 ID:wfc0hg1+o
「ダメな物はダメ」

「ぶーっ」

テーブルの上のティッシュを数枚取って、真美の口元を拭い始める。
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6: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:14:40.21 ID:wfc0hg1+o
真美の口元が綺麗になって、ちょっとだけ満足する。意外と私、世話焼きかも知れない。

真美は不満げな表情をしているが、すぐに照れたような笑顔になる。

「えへへ、あんがと千早お姉ちゃん」
以下略



7: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:16:26.53 ID:wfc0hg1+o
真美が私の名を呼ぶのでそちらに顔を向けると。

ぺろっ。

「っっっ!!!!」
以下略



8: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:17:50.85 ID:wfc0hg1+o
「んっふっふ〜、千早お姉ちゃんの口、あっまい」

「ま、真美……こら!!」

「千早お姉ちゃんが口元にチョコ付けてるのがいけないんだよ〜」
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9: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:18:39.68 ID:wfc0hg1+o
顔に熱が集まっていくのが凄くよく分かる。

今とてつもなくみっともない顔をしているんだろうな……等と思いながら、真美をもう一回睨むと、流石に真美もしゅんとし始める。

「もう、恥ずかしかったわよ……」
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10: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:19:13.87 ID:wfc0hg1+o
……流石に大人げなかったかしら。

しゅんとしている真美をそっと抱きしめると、真美も抱きついてくる。

「反省してるのなら、いいのよ」
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11: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:19:42.44 ID:wfc0hg1+o
ぺろり。

今度は抱きしめられているから逃れられなかった。

しかも、唇を……!!
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12: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:20:32.16 ID:wfc0hg1+o
更に、今度は唇と唇を重ねられて……!!

「今って女の子同士でも流行ってんだよー? んっふっふ〜、これで千早お姉ちゃんのファーストキスは頂いちゃいましたな〜」

「ま、真美……・!!」
以下略



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