過去ログ - 千早と真美のバレンタインパニック
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7: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:16:26.53 ID:wfc0hg1+o
真美が私の名を呼ぶのでそちらに顔を向けると。
ぺろっ。
「っっっ!!!!」
8: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:17:50.85 ID:wfc0hg1+o
「んっふっふ〜、千早お姉ちゃんの口、あっまい」
「ま、真美……こら!!」
「千早お姉ちゃんが口元にチョコ付けてるのがいけないんだよ〜」
9: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:18:39.68 ID:wfc0hg1+o
顔に熱が集まっていくのが凄くよく分かる。
今とてつもなくみっともない顔をしているんだろうな……等と思いながら、真美をもう一回睨むと、流石に真美もしゅんとし始める。
「もう、恥ずかしかったわよ……」
10: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:19:13.87 ID:wfc0hg1+o
……流石に大人げなかったかしら。
しゅんとしている真美をそっと抱きしめると、真美も抱きついてくる。
「反省してるのなら、いいのよ」
11: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:19:42.44 ID:wfc0hg1+o
ぺろり。
今度は抱きしめられているから逃れられなかった。
しかも、唇を……!!
12: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:20:32.16 ID:wfc0hg1+o
更に、今度は唇と唇を重ねられて……!!
「今って女の子同士でも流行ってんだよー? んっふっふ〜、これで千早お姉ちゃんのファーストキスは頂いちゃいましたな〜」
「ま、真美……・!!」
13: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:20:58.27 ID:wfc0hg1+o
どうしたのだろうと真美を見ると、私の胸に顔を埋めてきた。
「ごめん、真美素直じゃないから、さ」
「え?」
14: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:21:34.44 ID:wfc0hg1+o
「ごめんなさい、もうしません……」
私の怒りが予想外の反応だったのだろうか? 真美は肩をふるわせ始めた。
優しく頭を撫でると、そのまま嗚咽を漏らして泣き出す。
15: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:22:01.73 ID:wfc0hg1+o
ぺろっ。
16: ◆RY6L0rQza2[saga]
2015/02/14(土) 18:22:43.82 ID:wfc0hg1+o
お返しとばかりに、私も唇を舐めてみる。
確かに怒りはしたけど、それは反省したふりをした事であって、別に舐められるのが本気で嫌だった訳ではないし……。
と言い訳して、食べかけのケーキを食べようと思ってベッドから離れようとすると。
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