過去ログ - 【艦これ】叢雲「私のバレンタイン・デイ」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:02:19.71 ID:vsxoik9eo
ああ。と私は大した感慨もなくその言葉を受け止めた。
女の子がその、すすす、好きな男の子にチョコを贈る日。

去年は、泊地の艦娘一同ということで、わたしと金剛が代表してアイツに贈った。

以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:03:24.17 ID:vsxoik9eo
「2月14日よね。大規模作戦中かもしれないから、今年は中止だと思ってたけれど」


もちろん、我らが提督様が優秀な手腕を発揮なさればその前に終わるかもしれないが。

以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:04:49.97 ID:vsxoik9eo
「それにしても、個人的にって言うんじゃどうでも良いじゃない。
アイツも今年はチョコゼロだなんて、少し可愛そうだけれど」


作戦が終わった後、慰めてやっても良いかもしれない。
以下略



20:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:05:55.56 ID:vsxoik9eo
言葉も出ない。まさか、誰がアイツなんかに!?

金剛は誰がアイツにチョコを渡すか知っている様子だったけれど、
それを聞くのはなんだか卑怯な気がして出来なかった。

以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:09:09.54 ID:vsxoik9eo
執務室に入ろうと扉の前に立つと、部屋の中から何人かの声が聞こえてきた。


「おかしいわね」

以下略



22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:10:12.41 ID:vsxoik9eo
「アンタ、この時間に珍しいじゃない。どうしたの?」

「ああ、彼女たちにも秘書艦の仕事を覚えてもらおうかな、と」


以下略



23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:11:44.13 ID:vsxoik9eo
陽炎と不知火。最近着任したことを知らせる書類は秘書艦時に見ているが、実際会うのは初めてだ。
どうやら向こうは私のことを知っているらしい。


「ハハハ・・・」
以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:13:05.42 ID:vsxoik9eo
「ここは雰囲気が良いわね。上手くやっていけそうだわ」

と、陽炎。どうやらかなり社交的なタイプらしく、既に馴染んでいる。
駆逐艦版金剛といったところかな。反対に不知火は口数が少ないタイプみたいだわ。

以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:14:16.58 ID:vsxoik9eo
・・・。
やはりコイツが艦娘の間で人気があるというのは事実なのだろうか。


格好良いかどうかは、その、個人の好みだから。
以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:15:17.55 ID:vsxoik9eo
「ふうん、それでアンタは二人に何を教えて上げてたのよ」
「え」


私に水を向けられて、提督の笑顔が固まる。
以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:16:18.41 ID:vsxoik9eo
「へえ、資材の管理ね」

「はい、必要な時に必要な量がなければ話にならないと。
ですから日頃から緻密な遠征スケジュールを立て、節約し管理していらっしゃるとお話されました。
提督自ら資材管理まで気を配られるとは流石だと、不知火感服いたしました」
以下略



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