過去ログ - 【艦これ】叢雲「私のバレンタイン・デイ」
1- 20
27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:16:18.41 ID:vsxoik9eo
「へえ、資材の管理ね」

「はい、必要な時に必要な量がなければ話にならないと。
ですから日頃から緻密な遠征スケジュールを立て、節約し管理していらっしゃるとお話されました。
提督自ら資材管理まで気を配られるとは流石だと、不知火感服いたしました」
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:17:22.21 ID:vsxoik9eo
提督が天を仰いでいるのを横目に私はひと呼吸おいて、話し出す。


「去年のある鎮守府の話なんだけどね、そこに着任してきた提督はまだ若い新米提督。
右も左もわからない中,初期艦のレクチャーを受けながら、鎮守府を運営しようとしていました」
以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:18:26.37 ID:vsxoik9eo
「叢雲、出撃ってどうやるの。叢雲、仲間が増えないんだけどどうしたらいいの。とある提督は言いました」

「・・・いや、もう叢雲って言っちゃってるじゃん」

「もうやめて下さい。叢雲。いや叢雲様」
以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:19:18.12 ID:vsxoik9eo
「あの時、無くなった資材を回収する遠征スケジュールを立てたのは苦労したわー」
「すいまっせんでしたああああ」


この部屋の主が今、一番立場の低い人物に成り下がっていた。
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:20:21.33 ID:vsxoik9eo
「へえ、ふーん」


先程まで何を言っていいか、と黙っていた陽炎がやらしい笑みを浮かべる。
あ、これ夕張と話していた時に彼女が浮かべていた笑みと同じものだ。
以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:21:54.03 ID:vsxoik9eo
「だって司令は叢雲を頼りにしてるみたいだし、叢雲は・・・何ていうのかな。デレてる?」
「アンタ・・・酸素魚雷を喰らわせるわよ!」
「何だよ、叢雲お前デレてたの?早く言ってよ」

「アンタも魚雷が欲しいみたいね、表出なさい!今すぐ!」
以下略



33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:23:27.18 ID:vsxoik9eo
「やっぱり嫁としては、出番が減っちゃうのは寂しい?」


「陽炎、アンタは!」

以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:24:46.19 ID:vsxoik9eo
「でもケッコンというのは、練度99にさえなれば、
後は司令の判断次第で誰でも出来るものなんでしょう?」


「そこのところどうなの、司令。ハーレムでも作るの?このこのお!」
以下略



35:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:25:34.50 ID:vsxoik9eo
それは知らなかった。

律儀なコイツの事だからケッコン相手は一人だけ、とでも言うかと思ってたのだ。


以下略



36:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 22:26:41.98 ID:vsxoik9eo
「アンタねえ、ハーレムっていうところは否定しなさいよ」
「いやあ、モテる男はつらいねえ」


実際、ケッコンを断られることはないだろう。そういう意味では、コイツはモテてる。
以下略



142Res/76.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice