過去ログ - 【艦これ】浦風「姉さんが拗ねとる鎮守府」大鳳「最近私の影が薄い鎮守府」
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55: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2015/02/17(火) 12:37:45.20 ID:W9TMoAyZ0
――――海上。

(今日も良いお土産が手に入りましたし、加賀が怒る前に急いで戻らないといけませんね。――あら?)

「アレは、対空射撃でしょうか……。あそこは無人島だったはずですが」

 何かトラブルかもしれないと、赤城はその無人島へと慎重に近付いて行く。万が一、また何かしらの施設が秘密裏に作られているなら、それを彼女が見過ごしておけるはずもない。

(音から判断するに一人、出来れば抵抗などはしないでくれると有り難いのですが……)

 終戦後も、最近までは戦いに身を置いていた赤城。たった一人相手に遅れをとることなど有り得ないが、同じ艦娘を攻撃するような事態は避けたいというのが本音だった。
 勿論、何らかの事情でここに流れ着いて出られなくなったはぐれ艦娘の可能性もあるので、警戒されないよう艦載機を発艦させずに音のした方へと近寄っていく。
 そして、少し開けた場所に出た赤城の視界に飛び込んできたのは――。




「お腹……空きましたぁ……」

 土で汚れ、木の枝でところどころ破けている緑色の着物を着た、自分に馴染みのある名前を持った艦娘のへたり込む姿だった。




――――対空射撃で鳥を落とそうとしていた天城が保護されました。


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