過去ログ - 【艦これ】浦風「姉さんが拗ねとる鎮守府」大鳳「最近私の影が薄い鎮守府」
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908: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2015/07/16(木) 21:38:50.61 ID:KokE68T50
「――アイスキャンディーを食べるようにって聞いたんですけど」

 そう言って、五月雨は何が違ったのだろうと首を傾げる。
 危うく声にならない悲鳴を上げそうになった提督からすれば、その情報が誰からもたらされたかが非常に気になった。

「誰に聞いた」

「漣ちゃんです」

 選択肢として並べてはいけないワースト3の名前を聞き、提督は深くため息を吐く。
 そして、毛布にくるまったまま少し心配になったのか様子を窺っている五月雨を安心させようと抱き寄せた。

「そういうことを覚えようとするなとは言わんが、相手はちゃんと選べ」

「はい、分かりました」

 屈託の無い笑顔を向けられ、このままこうしてるだけでもいいかと提督は頭を撫でる。
 しかし、それが少し不満だったのか、毛布越しではまだ感じ取れないなだらかな胸部を押し付ける様に、五月雨は強く彼に抱き着いた。

「……身体は小さいですけど、私だってちゃんと提督の相手を務められます」

 最初はくすぐったいと暴れた結果、蹴られ悶絶。
 二度目はキスしようとして勢い余って頭突きになり、鼻血が止まらず中断。
 三度目の正直となるか、二度あることは三度あるとなるか、多少の不安を抱えつつも、提督は身体を覆う毛布を脱がしていくのだった。


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