過去ログ - 騎士「俺は勇者にはなれない......から逃げてきたったwwwwwwww」
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127: ◆1KAwi07cG.
2015/02/21(土) 20:37:05.19 ID:dFgDBkMz0
騎士「つかお前っ、明らかに体力限界だろう! もうリタイアしろ!」

護衛「ま、魔王陛下のためだっ、はぁ!」

騎士(くっそ、タイムオーバーを狙ってたのに、このままじゃらちが明かねぇ)

騎士(護衛も明らかにオーバーヒートだ。そろそろ止めないと、体が使い物にならなくなる)

騎士(...攻撃はあんまりしたくないんだけどなぁ)

シュン

護衛「っ...」

護衛(はや...い...?)

護衛(目が...追い付かない!)


騎士「ほらよっ!」トン

護衛「ぅあっ!?」バタン

護衛(体が...動かない...)

騎士「...大丈夫か?」カツン

護衛「......殺せ......」

騎士「なんでだよ。俺が勝ったんだから、もう良いだろ?」

護衛「......戦場での敗北、即ち死だ...俺にもう、価値はない」

騎士「...いや、価値あるだろ。少なくとも、魔王にとっては昔から自分を守ってくれた大事な部下だろ」

護衛「......部下以上には見られていないという皮肉か......?」フッ

騎士「あ、いや、そうじゃなくて」アセアセ

護衛「いい。わかっている。...八つ当たりだ」フフ

騎士「......」

騎士(コイツは、多分たくさんのものをこの戦いに賭けていた。魔王相手のプロポーズもそうだし、恐らく男にも負けない力を持っているというプライドも)

騎士(女でありながら男のように振る舞うこと。不安もたくさんあっただろう。苦しいこともあっただろう。だから、俺も)

騎士(精一杯の誠意で、それに答える)



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