過去ログ - P「侵略者」 -SS速報VIP

過去ログ - P「侵略者」

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2:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 20:59:50.92 ID:Sz2cAKJO0

ここは俺の城だった。

正確に言えば夜間。それも九時十時と言った律子や音無さんが帰ったあとからである。

3:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:05:19.86 ID:Sz2cAKJO0

そんな天国は突如として襲来した侵略者たちにより崩壊した。

安眠をもたらしてくれたソファは彼女らに占拠され、床はもぐら叩きを再現したかのように穴だらけ。

4:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:08:45.97 ID:Sz2cAKJO0

侵略者を追い出そうとするのは簡単だ。

全員が異様な能力を持っているとは言え、所詮は二頭身である。大の大人である俺の敵ではない。

5:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:12:45.05 ID:Sz2cAKJO0

……きっと普通には死なせてくれないんだろうな。

伊織と言うスポンサーがいる以上、事務所ごとA-10で蜂の巣にされてもおかしくない。

6:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 21:20:32.15 ID:ERzUMWxvo
うっうー(低音

7:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:20:35.34 ID:Sz2cAKJO0

「ふぅ……」

企画書を一通りまとめ上げたところで視線を時計に向ける。

8:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:25:43.31 ID:Sz2cAKJO0

「お、ちょうど飲みたいと思ってたところなんだ。ありがとな」

そっと頭を撫でる。毛並み……と言っていいかどうかは不明だが……はいつもどおり極上である。

9:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:35:56.88 ID:Sz2cAKJO0

張り詰めていた緊張が小さな肩たたきで解される。

手を止めてパソコンから焦点を外す。

10:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 21:40:53.05 ID:QBTrAyjM0
鬱やいじめじゃなければ期待

11:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:46:39.71 ID:Sz2cAKJO0

まさかもう俺の鞄にまで侵略の手が及んでいるとは。

そう思いながらみうらさんをかばんから引っ張り出す。

12:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/15(日) 21:50:10.04 ID:Sz2cAKJO0

他人に目薬をさして貰った経験なんてあるはずがない。

のんびり屋のみうらさんにお願いしても大丈夫だろうか？

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