過去ログ - 由子「ラブレターが入ってたのよー……」 -SS速報VIP

過去ログ - 由子「ラブレターが入ってたのよー……」

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1: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 21:58:20.61 ID:Yw6gX0RXo
このSSは次の要素を含みます。

・エセ関西弁
・百合

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2: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 21:59:06.19 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「何！？ホンマかそれ！」ｶﾞﾀｯ

絹恵「お姉ちゃん食いつきすぎ」

由子「そうなのよー。朝来たら机の中に入っててん……」

3: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 21:59:38.04 ID:Yw6gX0RXo
由子「わ、わかってる。わかってるんやけど……」

絹恵「ちなみになんであんま付き合う気せえへんのです？
　　　もしかして差出人わかってて、その人好みじゃないとか？」

4: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:00:14.93 ID:Yw6gX0RXo
絹恵「え、見に……？さすがにお邪魔やろ、それ」

洋榎「だーいじょうぶやて！
　　　ちょっと屋上のドア開けて覗くだけや！
　　　そのぐらいやったら邪魔にもならんしええやろ」

5: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:00:52.89 ID:Yw6gX0RXo
屋上の扉の前

由子「ふう、この先が屋上か……」

由子「……」

6: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:01:32.07 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「いやーどうなってるんか様子を見に来たんやけど。
　　　そこにおるってことはまだ悩んでるんか」

由子「い、いや決心はついたんやけど、これ……」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

7: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:02:06.07 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「よーしじゃあ戻るか」

由子「う、うん……」

洋榎「……あ、でもちょっとアレやな、何か食べたい気分や」

8: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:02:42.80 ID:Yw6gX0RXo
マクド店内

洋榎「いやー部活を抜けだして食うビッグマックはうまいなー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

由子「そ、そうやねー」

9: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:03:16.23 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「まあハンバーガーはともかくや。
　　　ゆーこ、さっきの告白ホンマに断るつもりやったんか？」

由子「！うん……そのつもりやったけど」

10: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:03:49.17 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「ちなみにその相手誰なん？同じクラスか？」

由子「え、いや、それは……」

洋榎「なーんやそのぐらい教えてくれてもええやろ？

11: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:04:24.37 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「大丈夫やて、ほら、こんなかわええ女子高生ふるやつなんかおらんて！」

由子「そ、そんな」

洋榎「謙遜すんなやー、そんなかわええ顔しよってからに」

12: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:04:59.23 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「ふう。でもこんだけ話聞けたら、わざわざドッキリ仕掛けた甲斐があったなあ」

由子「え、ドッキリ……？」

洋榎「せや。前々からゆーこが気になってたから、話聞いときたくてな」

13: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:05:26.71 ID:Yw6gX0RXo
麻雀部部室

洋榎「怒られたな」

由子「怒られたなー」

14: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:06:08.23 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「実はな、相手が来んかってん」

漫「え、来なかった？」

絹恵「え、どういうことそれ？

15: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:06:41.93 ID:Yw6gX0RXo
恭子「でも、結局そのラブレター何やったんでしょうね」

洋榎「まあイタズラやろ？本気やったらトンズラとかありえへんし」

漫「えーでもそれちょっと許せんなあ。

16: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:07:25.54 ID:Yw6gX0RXo
翌日、学校

洋榎「いやー昨日はおもろかったなあ」

絹恵「怖かったけどな、代行」

17: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:08:09.93 ID:Yw6gX0RXo
大事なお話があります。放課後、屋上で待ってます。

洋榎「……」

18: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:08:45.07 ID:Yw6gX0RXo
放課後

洋榎「……さて」

洋榎「屋上に上がる階段の前の廊下に立っとる、わけやけど」

19: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:09:28.62 ID:Yw6gX0RXo
洋榎「見られんようにそーっと……
　　　見えんなあ。誰や？」

洋榎「！？」

20: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:10:06.95 ID:Yw6gX0RXo
屋上

洋榎「……」

洋榎（まさか屋上に出られるとは……鍵があることなんか知らんかったで）

21: ◆aaEefGZMoI[saga sage]
2015/02/15(日) 22:10:42.35 ID:Yw6gX0RXo
由子「……」

由子「洋榎ちゃん」

洋榎「は、ほぁい」

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