過去ログ - 【安価】提督「提督になれてよかった」その8【艦これ】
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◆I045Kc4ns6
2015/03/06(金) 23:10:29.41 ID:r8t5Z7H8O
こんばんは、更新始めます。
提督は一人、甲板に立ち海を眺めていた。
准将の遺体の処理は、神通と飛鷹に任せ、彼は気持ちの整理をつけることにした。
天津風の鎮守府・・・かつて自分が補給を行っていたあの地を出発したとき、太陽は西日になりかけていた。
今では太陽は空を紅く染め、水平線にその半身を隠している。
改めて、自分の人生を思い出す。
もう四十年近く前になるのか、提督の生まれた島は、深海棲艦の攻撃で住民の殆んどが殺された。
唯一生き残った提督は、准将の父親のもとで深海棲艦への復讐のために戦った。
あの時の自分は、ただそのために生きてきた。深海棲艦への復讐を遂げさえすれば、あとはどうなろうが構わなかった。
だが、一人この地に残されて初めて寂しいと感じた。敷島や富士達と過ごした日々のなかで、初めて生きていて楽しいと思えた。ようやく、人間らしくなれた。
そうして、今は・・・。
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