3:名無しNIPPER[saga]
2015/02/16(月) 11:30:38.89 ID:HRAttITz0
「はい、Pさん。緑茶です」
「ん、ありがとう」
「すぐ終わると思いますけど、飲んじゃってください。まだ寒いですし、風邪予防になるみたいですから」
私に出来るのはしっかりアイドルをすること。あとは、これくらいしかPさんに協力できない。
私が頑張った分だけPさんはもっと頑張ってしまう。ちゃんと恩返しできているだろうか。
「なんで自分でやろうと思ったんですか? ちひろさんがこっちに投げるものもたくさんあるのにーって言ってましたよ?」
「なるべく出来るところは自分でやりたかったんだよ。ようやく落ち着いてきただろ? せっかく余裕が出来たんだから担当アイドルの案件くらいはな。あと……」
「あと?」
「……ちひろさん達に頼りっきりだったから、ちょっと負担を減らしたいところもあったり」
「それでPさんが無理したら意味がないじゃないですか。やりたい気持はわかりますけど、任せるべきところはプロに任せましょうよ」
なんでも抱え込むところは悪い癖だけど、それはPさんが真面目だから。最初はわからなかったけれど。
そんな人だから、信頼してついていける。一緒に活動できる。
「なんかちひろさんを相手にしてるみたいだ。藍子がそんなことを言うなんて」
「ちひろさん、ずいぶんたまってるみたいですよ。私にちょっと愚痴を言ってましたし」
「げ……週明けが怖いな」
「そこは、自分でなんとかしてください」
きっと、きつく注意されるんだろうな。
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