過去ログ - 【ダンガンロンパ】左右田「青春に色をつける」【安価】
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2: ◆nn2xPKyinc[saga]
2015/02/16(月) 19:13:06.96 ID:EfIsQI5y0
 ありとあらゆる分野から、何らかの才能に特化した高校生を集めている、政府公認の超特権的な学園がある。この学園を出れば将来は約束されたも同然といわれるほど大袈裟にスゲェその学園の名前は《希望ヶ峰学園》
 当然、そんなスゲェ場所だ。おいそれと入れるワケがない。スカウト制だ。才能がなければ声はかからない学園から、オレは《超高校級のメカニック》として招かれた。ただの趣味で、好きで機械いじりをしていただけなのに、人生何があるかわかんねェ。
 もちろん、この話に乗る手はねェ。オレにとって人生の転機になるのは間違いねェだろう。将来の話もそうだが、青春の話としてもだ。

 今いる高校での青春は灰色だ。親友だと思ってた奴に裏切られて、孤立して、先公共もオレを煙たがる。
 そんな場所から出られるという点でも悪くない話だ。

 オレは青春をやり直すんだ。灰色以外の色で、ここのことなんて塗りつぶしてやる。


―――――――――


左右田 (今日からオレも《希望ヶ峰学園》のスゲェヤツらの仲間入りか)

左右田 (何かイマイチ、スゲェ学園に来てるって感じはしねェけど、緊張はすんな)ドキドキ

左右田 (よし! この扉を開ければ新しい青春の幕開け……)

トントン

左右田 「うおああああああっ!!」びくぅ


左右田の肩を叩いた相手を安価下

※花村
―――――――――

花村君じゃ肩叩けないからケツタッチにしとこうか



左右田 「ケツ触ったの誰だ!!?? いねぇ?! んなバカな……うおおっ!? チッセェ!!!」

 辺りを見回しても人影ねェ! そう思って視線を下げた先に背丈は小さいが、横に広い人間がいた。つかマジチッセ!! 幼稚園児くらいじゃね?!

花村 「あはは! いい反応だねぇ! お尻の触り心地も最高だったよ!!」

左右田 「初対面でケツ触るってあり得ねェだろ!! つかオメェも高校生か?!」

花村 「えー? だってほら、ぼくこの通り小さいから肩叩けないでしょ?」

左右田 「服引っ張るとかあんだろ!!」

花村 「まあまあ、君もこのクラスってことでしょ? これから学び舎を共にする者同士、仲良くしようよ!!」

花村 「あ、ぼくは花村 輝輝。《超高校級の料理人》って呼ばれてるみたいだけど《超高校級のシェフ》って呼んで欲しいな!」

 花村は笑顔で名乗ると、手を差し出してきた。

左右田 「左右田 和一。《超高校級のメカニック》だ」

 自分から《超高校級》を名乗るのはちと恥ずかしいな。
 小さい花村の手を取って握手する。料理人というだけあって、日頃フライパンを振ったりするためか、小さい掌だが、皮は厚くてゴツゴツしていた。

花村 「左右田くんだね。よろしくね」

左右田 「おう。けど、いきなりケツ触るのナシな!」

花村 「解った。触るよって言ってから触ることにするね!」

左右田 「いやいや、そうじゃねェ!!」

 やっぱり才能に長けててアクが強いのが多いのか? 教室に入るのが怖く…いや! 新しい学園生活を手に入れるんだろ、オレ!!

左右田 「…とにかく、入るか」

花村 「そだね。新しい学園の仲間はどんな人達なのか、楽しみだね!!」


 意を決して教室の扉に手を掛ける。蝶番から聞こえるキィという音と一緒に、オレの新しい世界は開けた。


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