過去ログ - 霧矢あおい「ガール・ミーツ・ガール」
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23:名無しNIPPER[saga]
2015/02/16(月) 23:26:11.32 ID:AzX2k9iN0
 いつの間に、ここまで来ていたのだろう。
 そう、確かにここは、私といちごが初めて出会い、初めて言葉を交わした場所だった。
 盆踊り大会の日、楽しそうに笑顔で踊る星宮いちごに出会ったんだ。

『一緒に踊ろう』

 あの一言が、私を初めてのステージに登らせてくれた。
 見る側だった私が、見られる側にまわった瞬間。
 私が、アイドルを目指した日。

いちご「あの日、あおいと出会って、親友になって、スターライト学園に誘ってくれて」
いちご「あおいがいなければ、私はここまで来られなかった」

 それは、私だって同じだ。

いちご「あおいと向かう場所――アイドル――はミライの、私たちの希望の中にあって」
いちご「つまずいた瞬間も、悔しさを噛みしめて」
いちご「みんなの心を笑顔にする――アイドルになるって決めたから」
いちご「私たちをつなぐ、胸の中のきらめくラインは、あおいから受け取ったバトンで」

 いちごと一緒にアイドルになりたいと思った。
 辛い時も悔しい時もあったけれど。
 あの時皆を笑顔にしていたいちごみたいになりたくて。
 私をアイドルにしてくれたのは、いちごなんだ。



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