過去ログ - 春香「私っ、プロデューサーさんのことが……!」
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13:名無しNIPPER
2015/02/17(火) 03:14:03.79 ID:SbgTsavpO
☆★前書き(続き)★☆

僕が産まれたのは山形の田舎でも都会でもない場所でした。
そこでそだって、妹もできて、すごく幸せで楽しかったんです。
その頃は友達もたくさんいました。
僕は集団の中心でした!
いつも年下の人を友達として率いていたんです。
小学ではいつもテストでは満点でした。運動もとくいでサッカークラブに入っていました。
でも変わったのは小3の時でした。
僕は帰りました。
家にはえるとお母さんが泣きながら荷物をまとめていました。
お父さんはいなくて妹もお母さんとないていました。
僕は何がなんだかわからなくてとにかく泣いていました。
僕のお気に入りだったくまの人形は今もそこにあるのか、今となってはそれが気になります。でもどうしようもないんです。

その後お母さんと一緒に埼玉のほうに行きました。
そこにはおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいて僕は今もそこで暮らしてます。
でもおじいちゃんは3年前に天国に行きました。
僕はずっと泣きました。
お母さんも泣きました。
でも妹は泣きませんでした。
僕をじっと見て、頭をポンポンしてくれました。
僕は許せなかった。
妹を叩いて、焼き場所から出ていきました。
僕は追いかけて欲しかったんです。
でも裏のほうには隠れてたら誰も来なくて、僕はずっと一人でした。
ずっとです。
僕はそこで泣いていました。

でも、そこに妹が来たんです。
泣いていました。
僕は聞きました。
なんで泣いているの?
妹は答えました。
「お兄ちゃんが心配だから!」
僕は驚きました。
でも、それと同時に妹は僕に心配をかけないために泣かなかったんだという事に気がついたんです。
でも、妹は僕がいないってだけで泣いて僕を見つけてくれた。
僕はこの日誓いました。
二度と妹を叩かない。
二度と妹に心配をかけない。
これは今でも僕の心の奥底の根底にあるのです。
信念です。

そして僕は中学校に通いました。
そこはあんまり人がいないクラスで、でもそこにいる人たちに信念は感じられないのです。
会話をしても無視されるか意味のわからないことを言うんです。
僕は泣きました。
先生が心配してきました。
ここで僕は友達がいなくなったのです。
いや、元からいなかったのです。
でも僕は辛くなかった。

なぜなら妹がいつも弁当を届けてくれたからです


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