過去ログ - 野崎梅太郎「……ラビットハウス、か」 
1- 20
154: ◆z1KX.vtUso[saga]
2015/04/19(日) 00:56:45.09 ID:2VTl2wCy0
ココア「私と野崎くんって、やっぱりどっかで絶対に感じ方が違うよね?」

ココア「だから――野崎くん、高校に入ったら」


ココア「ちゃんと、私より絵のことをちゃんと知ってて……」

ココア「野崎くんと気が合いそうなアシスタントさんを探すんだよ?」ニコッ


野崎「……」

ココア「あ」

ココア「ごめんね。何だか……しんみりしちゃった?」

野崎「お前がそういうことを言わなければ、もしかしたらそうなっていたかもしれないな」

ココア「……もう」クスッ


ココア「それじゃね、野崎くん。今日はここまで」

野崎「ん、わかった」

ココア「……またね」

野崎「辛気臭いな……」

ココア「……高校に入ったら」

野崎「?」キョトン


ココア「――絶対」

ココア「いいパートナー、見つけるんだよ?」

野崎「……」

野崎「ああ。努力する」




――現在・ココアの部屋



ココア「――というわけで」

ココア「私もやっぱり……野崎くんの漫画とは無関係じゃないのかなぁ、って」

千代「……」

千代(野崎くんが行ってしまった後、私とココアちゃんは、彼女のベッドの上に隣り合って座っていた)

千代(そんな中、聞かされた話は正直、私にはちょっとショックなものだった)

千代(何となく、思っていた通り……ココアちゃんと野崎くんは、やっぱり)

千代(――思っていたより深い繋がりがある、ということが分かっちゃったから)


ココア「でもね、ちょっとビックリしたの」

千代「ビックリ?」キョトン

ココア「うん」ニコッ

ココア「あの時、野崎くんね――」

ココア「きっと、私以外の学校の人には……漫画を描いていることを、ちゃんと言ってなかったと思うから」

千代「……あ」ハッ

ココア「だから」

ココア「――例えば、千代ちゃんみたいな」

千代「!」

ココア「いいパートナー……見つけられたんだなって」

千代「……ココアちゃん」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
251Res/255.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice