過去ログ - 野崎梅太郎「……ラビットハウス、か」 
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160: ◆z1KX.vtUso[saga]
2015/05/16(土) 22:28:56.86 ID:UuPrnmza0


――ラビットハウス・店内


野崎「……」

チノ「の、野崎さん……お冷、どうぞ」コトッ

野崎「ん。すまないな、香風」

チノ「いえ……」

チノ「――千代さんたち、どうしているのでしょうか」モジモジ

野崎「……それは」


リゼ「まったく……」タメイキ

リゼ「野崎。千代たちがどう思ってるか、わかってるのか?」ジトッ

野崎「――お前には分かるのか?」

リゼ「……そ、そういうのは野崎が分からなければいけないだろう?」アセアセ

野崎「わからないのか……」


リゼ「――やっぱり」

リゼ「さっきの電話は嘘だったしな」ジトッ

野崎「……仕方ないだろう」

野崎「あの場から離れる適当な口実が必要だったからな」

チノ「……ど、どうして離れたかったのですか?」

チノ「その――ココアさんや千代さんたちから」

ティッピー(返答次第では……覚悟はいいか、お主?)ゴゴゴゴ

野崎(何故だろう――香風の声をかき消すような、禍々しい気配がするのは)


野崎「……俺は、それなりの付き合いで」

野崎「保登が、どういうヤツなのか分かってるつもりだから」

リゼ「!」

チノ「……そ、それは」アセアセ

野崎「――もしかしたら、二人よりも長い付き合いだからな」

ティッピー(こ、この男……予防線まで張りおって!)プルプル


野崎「だから」

野崎「……何となく、悩んでいる佐倉と保登が一緒になれば」

野崎「悪くないことにはなってくれるかも、と」

リゼ「――いいのか?」

リゼ「もしかしたら、その……い、今のココアと千代が一緒になったら」アセアセ

チノ「……何といいますか」アセアセ

ティッピー(ホントはわかってるんじゃなかろうか、この男……)

野崎「それは大丈夫だ」

野崎「俺のアシスタントの佐倉と、腐れ縁の保登」

野崎「この二人が一緒になったら、無敵だと思ってるからな」コホン


リゼ「……わ」

チノ「ま、まさか」

ティッピー(この男……何も考えてないんじゃ……)


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