25: ◆Sz0HHJU9ls[saga]
2015/02/19(木) 22:03:13.67 ID:n9aotxIY0
赤羽根Pとの日常_3
赤羽根P「実際、プロデューサーも裏方とは言え大変だよな……」ゴク
武内P「ええ」ゴクッ
赤羽根P「でも好きなことをやれてるんだ。まだ俺たちは幸せ者だよ」グビ
武内P「そうですね」
小鳥「あ、プロデューサーさんじゃないですか」
赤羽根P「小鳥さん?」
小鳥「何だか見覚えのある後姿だなぁ、と思ったらやっぱりでしたね」
小鳥「ご一緒してもいいですか?」
赤羽根P「ええ、是非」
小鳥「失礼します……あら?」
武内P「…………」ペコ
赤羽根P「ああ、彼は346プロダクションのプロデューサーで、俺の後輩なんです」
赤羽根P「彼女は765プロダクションの事務員で、先輩の音無小鳥さん」
小鳥「そうなんですか、よろしくお願いします」ニコ
武内P「よろしくお願いします」
小鳥「他の事務所のプロデューサーさんとお話する機会なんて滅多にありませんから、貴重です」
赤羽根P「彼はこう見えても不器用でして……」グビ
赤羽根P「顔は怖いですけど優しくて、とても一途で頑固な男らしいやつなんです」
武内P「…………」ゴク
小鳥(不器用……優しい……一途……男らしい……)
赤羽根P「俺が唯一、こうやって愚痴を遠慮なく言える相手でもありまして……」
赤羽根P「聞き上手なんで、俺も酒が進んで酔い潰れちゃう事も多いんですよ」ハハハ
武内P「先輩……飲み過ぎです」
小鳥(プロデューサーさんが心を開いてる……愚痴……愛の囁き……?)
赤羽根P「お、柄にもなく照れてるじゃないか」
武内P「…………」
赤羽根P「まあ、俺も悪いとは思ってるよ。何回も酔い潰れて介抱してもらってるもんな」
武内P「いえ、気にしないで下さい」
小鳥(介抱……!? それにあの鈍感プロデューサーさんがこんな開けっ広げに……!)
武内P「私も先輩には色々と教えてもらっていますから」
赤羽根P「俺もまだ、誰かに教えられるほどやり手じゃないよ」
小鳥(教えてもらって……やり手!? なに、何なの? それってやっぱりそうなの!?)
小鳥(このやり取り……多数のキーワード……これらが符合するところは……ひとつ……っ!)
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