32: ◆Sz0HHJU9ls[saga]
2015/02/19(木) 22:08:27.29 ID:n9aotxIY0
神崎蘭子との日常
蘭子「まこと煩わしき太陽よ……彼の有様では魔の使者コカトリスも簒奪の力を得ると言うものよ(今日もいい天気ですね……小鳥さんも嬉しそうです)」
武内P「…………」フゥ
蘭子「……瞳を持つ者よ、魂の輝度が磨耗し堕天しておるぞ(プロデューサーさん……お疲れですか?)」
武内P「…………」
武内P「……いえ、大丈夫です」
蘭子「貴殿は我の契約者……闇の力の行使は過剰を過ぎれば毒となる(無理しないでくださいね)」
蘭子「我々の野望は貴殿の瞳により本懐を遂げる……無理をするでない(私たちにはプロデューサーさんが必要なんですから)」
武内P「……お気遣いありがとうございます」
蘭子「望郷は我には似合わぬが……否が応にも地獄の釜の蓋はサバトの始まり告げる……(思い出しますね……プロデューサーさんと出会った時のこと)」
武内P「…………」
武内P『あの……すみません』
蘭子『む……?(はい?)』
武内P『私、346プロダクションというアイドル事務所でプロデューサーをしている者ですが』
武内P『アイドル……やってみませんか』
武内P『名刺だけでも……』スッ
蘭子『寓話に伝え聞く奉られし偶像だと……?(アイドル……?)』
蘭子『……我を諫言にて謀るか(私が……そんな……)』
武内P『…………』
武内P『……闇の王よ、我が名を硝子の盤に刻み給え(名刺だけでも)』スッ
蘭子『……!(……!)』パァァ
蘭子『瞳の持ち主であったか……!(そんな……信じられない……!)』
蘭子「ククク……彼の邂逅こそ今は遠き徒な理想郷よ(ふふ、懐かしいですね)」
武内P「はい」
ちひろ(どうやって会話が成立してるんだろう……)
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