過去ログ - 一方通行「二万体殺ればレベル6なンだな」研究員「ああ、二万体犯ればな」
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32:名無しNIPPER
2015/02/20(金) 00:26:54.90 ID:dLlnEwfl0


あまりにも唐突で、一瞬、意味が分からなかった。

御坂妹「先程も言いましたが、実験相手のミサカ一〇〇三一号ならこの奥に――」

一方通行「俺はテメェに言ってんだ」

御坂妹は一方通行の考えをなにひとつ理解できずにいた。

一方通行「おら、早くしゃぶれよ」

御坂妹「……」

御坂妹の目にほんのわずかだが、困惑の色が浮かんだ。

一万体以上のミサカを見続けた一方通行にしか分からない本当に微細な変化だった。

それを見つけた一方通行は口の端で笑みを浮かべる。

一方通行「早くしねェと、さっきの男が買い物を済ませちまうぞ」

ピクッ、と反応を示して、御坂妹は一方通行の顔を見上げた。

一方通行「ツレが姿を消したンだから、当然探すよなァ」

一方通行「店の中とか、向こうの大通りとか、――この路地裏とかな」

一方通行「早くしねェとしゃぶってるオマエとばったり遭遇なンてこともあるかもなァ」

一方通行「驚くだろうな。さっきまで一緒にいた女が路地裏で男のチンコしゃぶってんだからよォ」

楽しそうに笑いながら最悪の事態を話す。

御坂妹が逡巡している様子を面白がっている。

御坂妹「なぜ、このようなことを、とミサカは問いかけます」

一方通行「別に理由なンかねェよ、これはアソビだ、アソビ」

御坂妹「理解できません、とミサカはあなたの心理状態に疑問を抱きます」

一方通行「早くしろ。テメェのせいで実験に遅れちまうだろうが」

一方通行「それともあれか? しゃぶってる姿をさっきの男に見られてェのか」


御坂妹がここでできることは一つだけだった。

一方通行の指示に従うこと。

それだけが、ここから解放される唯一の方法だった。




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