過去ログ - べる「ありがとう」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/02/20(金) 18:06:13.81 ID:N7Tkc6hjO
プリティーリズムレインボーライブのSSです
今回はリク(?)のあったべる様がメインです
時系列は44、45話のあたりです

それでは次からはじめます

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:1[saga]
2015/02/20(金) 18:08:26.14 ID:HtIefJZ20
オーバー・ザ・レインボーセッションまであと少し、私は練習後に少し考え事をしていました。

おそらくこの大会は一つの節目となるでしょう。プリズムクイーンを決めることも、りんねさんが帰ることも、だからこの大会には一切の悔い無く臨みたいのです。

私は何かやり残したことがあるのでは無いでしょうか?
以下略



3:1[saga]
2015/02/20(金) 18:17:22.25 ID:N7Tkc6hjO
彼女たちのことです、「お返しなんていらない」とそう言うでしょう。

ですがこれほどのモノをもらったのだから何か返してあげたい。せめて感謝の、「ありがとう」の言葉だけでも。

だって…次の大会では彼女たちと本気の戦いをするのだから。
以下略



4:1[saga]
2015/02/20(金) 18:18:37.19 ID:HtIefJZ20
おとは「え?」

べる「ダメ、かしら?」

おとは「え、いや全然!ダメじゃないです!わたしの家でよろしかったらいつでも!」
以下略



5:1[saga]
2015/02/20(金) 18:25:45.15 ID:N7Tkc6hjO
まず今晩はおとの家に泊まることになりました。

おとは父「いらっしゃ〜い べるちゃ〜ん」

べる「はじめまして、本日は急な訪問大変迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いいたします」
以下略



6:1[saga]
2015/02/20(金) 18:26:29.52 ID:HtIefJZ20
おとは「ええ!なんでですかべるさん!」

べる「はい1アウト」

おとは「あっ」
以下略



7:1[saga]
2015/02/20(金) 18:31:55.65 ID:N7Tkc6hjO
そして私はおとの家族と一緒に夜ご飯を食べました。…何より驚いたのはおとのお父様も「メルヘン」が口癖なのね…この口癖は遺伝なのかしら……


おとは「それじゃわたしはお布団で寝ますからべるさ、べるちゃんはベッドで寝てください」

以下略



8:1[saga]
2015/02/20(金) 18:35:19.30 ID:HtIefJZ20
べる「おと、今日なんでいきなり『泊まりたい』なんて言ったかわかるかしら?」

そう聞くとおとは目を閉じて一生懸命考え始めます。おとは本当に真面目ね。

おとは「ごめんなさい、わかりません…」
以下略



9:1[saga]
2015/02/20(金) 18:45:15.75 ID:N7Tkc6hjO
べる「おとに初めて会った時はね、私は不思議だったのよ。なんでこの子は私のためにここまで尽くしてくれるんだろうって。私のスケジュール管理に紅茶作りまでやってくれるなんて普通じゃないわ」

べる「だけど最近やっと気付けたわ、おとは好きなものの為なら何でも出来る人なのね。おとのそういうところ、私大好きよ。そして私なんかのことを好きになってくれて ありがとう」

おとは「そ、そんな…べるさんにそこまで言ってもらえるなんて……」
以下略



10:1[saga]
2015/02/20(金) 18:46:51.38 ID:HtIefJZ20
おとの話を聞いた私はベッドの上でおとから顔を背けました。だって

おとは「えっ、べるさんどうして?わたし何かしましたか……?」

べる「ごめんなさい、やっぱり涙を人に見せるのは少し恥ずかしいのよ……」
以下略



11:1[saga]
2015/02/20(金) 18:52:36.25 ID:N7Tkc6hjO
べる「ふふっ いつまでもその口癖は慣れないわね。
それと、言わなかったけどもう10アウトよ。」

おとは「えっ!わ、わたしそんなに言ってたんですか!?」

以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2015/02/20(金) 20:25:56.07 ID:xTC7wwIMO
めるへんで何でも解決したあの頃が懐かしい


13:1[saga]
2015/02/20(金) 20:26:19.16 ID:HtIefJZ20
一夜明け、今日はわかなの家にお邪魔します。わかなは私の言葉を素直に聞いてくれるかしら。

わかな「お母さん ただいま」

べる「お邪魔します」
以下略



14:1[saga]
2015/02/20(金) 20:31:42.03 ID:N7Tkc6hjO
わかな母「そんでそんでー?今日はなんで来てくれたニャー?」

わかな「もう!お母さんうらさいって!」

わかな母「だってだって〜わかなが〜友達連れてくるなんてあんちゃん以来じゃないかニャ?わかなって友達少ないみたいだし〜友達は大事にしなきゃ〜」
以下略



15:1[saga]
2015/02/20(金) 20:32:27.32 ID:HtIefJZ20
わかな「ほ〜い、ここがアタシの部屋ニャ」

べる「それじゃあ

わかな「『一緒に寝ましょう』って言うつもりかニャ?」
以下略



16:1[saga]
2015/02/20(金) 20:35:56.42 ID:N7Tkc6hjO
べる「いいじゃない、私はずっとわかなと二人っきりで話をしたかったのよ」

わかな「枕元であんなこっ恥ずかしい話されたく無いニャ」

おとはどこまで話したのかしら?
以下略



17:1[saga]
2015/02/20(金) 20:37:11.52 ID:HtIefJZ20
電気が消され少し経った後、私は立ち上がりわかなのベッドへ潜り込みました。

わかな「……何?」

私はそっぽを向くわかなの背中に語りかけました。
以下略



18:1[saga]
2015/02/20(金) 20:44:02.14 ID:N7Tkc6hjO
べる「私、わかなに感謝してるの。わかなは私がどんな辛い時でもそばにいて常に私と対等に接してくれた。」

べる「昔からずっとそう。あなたは私の『友達』で居てくれた。あなたが居たからこそ私はひとりぼっちにならずに済んだのよ」

わかな「……そんなアタシのこと拒絶したのは誰だったかニャ〜?」
以下略



19:1[saga]
2015/02/20(金) 20:45:34.20 ID:HtIefJZ20
わかな「だって……今振りかえったらいつもの『森園わかな』じゃいられなくなるもん」

わかな「いつもみたいにおどけて、ふざけてて、軽口を叩くアタシじゃ居られなくなるから……」

わかな「そんな姿をべるに見せるなんて恥ずかしいよ……」
以下略



20:1[saga]
2015/02/20(金) 20:52:21.91 ID:N7Tkc6hjO
わかな「私だってべるとおとはに感謝してる!二人がいて、楽しい時間があったから私は引っ越しを断ったの!」

わかな「二人といて凄い楽しかった!離れたくないと思った!だから……」

わかな「ありがとう」
以下略



21:1[saga]
2015/02/20(金) 20:54:09.31 ID:HtIefJZ20
ピンポーン

なる「はーい、彩瀬です!」

べる「なるかしら?べるよ」
以下略



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