過去ログ - 安価で作ったレベル5で学園都市の頂点を目指す
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◆L9tQLGC5dY
[saga]
2015/02/21(土) 15:53:30.53 ID:huoWYpVe0
時町「ハカセのうそつき────!!」
少女を装置から出したら第一声がこれだ。
時町「ハカセいったよね。実験成功したらすぐに出してくれるって。だからそれまで静かにいい子にしてたのに」
時町「狭くて暗いのがまんしていい子にしてたのに」
ぐすっ
時町「狭くて暗いのほんとはキライで」
ぐすっ
真っ赤な目からは涙が今にも零れそう。
時町の身体は小刻みにふるえていた。
男はいてもたってもいられず時町を抱きしめた。
研究者「ごめん、ごめんな。暗くて怖かったろ狭くて辛かったろ」
時町「……うぅ…うぇーん」
涙は決壊したダムのような勢いで流れた。
男は小刻みにふるえ続ける少女の身体をしっかりと抱きしめた。
少女を抱きしめながら男は思う。
研究者(……ああ、こんなことをした私にもまだこんな感情が)
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