過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 26】
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◆3ZxXgUosIQ
[saga]
2015/02/25(水) 02:24:05.23 ID:8zZKH9KS0
――オマケ・妹萌えとは――
アベル「ナスターシャ、どうしてあの男を忘れない!?」
ナスタ「黙って、兄さん! 冬也はわたしを、あの家から連れ出してくれたの!」
ナスタ「兄さんと違って、わたしをあの家から連れ出して、自由を与えてくれたの! 結婚しててもかまわない!」
アベル「そんなことをして、あの男が喜ぶと思うのか!?」
ナスタ「っ…そんなの、関係ないもの!」
アベル「ナスターシャ…!」ガシッ
ナスタ「嫌っ…放して、放して、兄さん!」
アベル「放さない…! ナスターシャ、俺は確かに一度、お前を残して去ってしまった…」
アベル「だが、もう俺は今度こそ、お前を守り抜く…! あんな男に頼る必要はないんだ…。恋心は分かる、だが…もう、それに縋る必要はない!」
ナスタ「兄、さん…」
アベル「だから、ナスターシャ…」
ナスタ「…」
アベル「ずっと、俺とともに暮らそう」
ナスタ「それは嫌よ」
アベル「何故だ!?」
ナスタ「だって兄さん…いい年なのに、いつまで…」
アベル「いい年だって…?」
ナスタ「もうすぐ40歳なのに、どうして兄さんこそガールフレンドさえいないの!?」
アベル「俺はナスターシャ、お前さえいればそれだけで――!」
ナスタ「そうやって都合よくわたしを持ち出さないで! 兄さんにだって、わたしはもう必要ないでしょう!?」
アベル「」ガ-----ン
ナスタ「兄さんみたいな人を、シスコンって言うのよ?」
アベル「そっ…それでもいい、俺は――」
ナスタ「イモウトモエって言うのよ!」
アベル「何、だと…!?」
アベル「い…妹萌え…? ナスターシャ、そんな言葉を、いつ…」ガタガタ
ナスタ「妹萌えはキモくて生産性のないことなのよ! 兄さん、そんなので本当にいいの!?」
アベル「ちっ…違う、違うぞ、それは! いいか、妹萌えというものはただ、妹を大切に想い、その姿にぶひぶひと…!」
ナスタ「ぶひぶひって何!?」
アベル「それはっ…分からない…。日本文化の神髄なんだ、これは! 俺達のようなよその国の人間がおいそれと理解をできるものではない!」
アベル「そういう、深淵の境地にあるのだ、妹萌えは! ナスターシャ、軽々しくその言葉を使ってはいけない!」
ナスタ「嫌よ、イモウトモエの兄さんなんて嫌い!」
――で
アベル「ハワード…妹萌えとは…一体、何なんだ…!? 教えてくれ、頼む…! 同じ、妹を持つ者として!!」
ハワード「…知らん」
アベル「嘘だ、ハワード…お前は俺よりも、日本を深く理解できているはずだ! 頼む、どうか…! でなければ、ナスターシャが俺からは馴れてしまう!」
ハワード「…いずれ、離れるものだ…。そして、構えばうっとうしがられる。その上で…どうするか…。それが、俺の見出した言子との関係だ」
深いような深くないようなハワードの言葉を真に受け、アベルさんはさらに迷走をしたとか、しなかったそうです――。
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