26:名無しNIPPER[saga]
2015/02/22(日) 03:26:08.04 ID:N1fLZgZO0
「あー……もしかして、また大変なことに巻き込まれた……?」
「はい、ですがすでに終わりました。ヒトミ=サン、あなたが無事で良かった……」
「あはは……アヤメ=サンもボロボロだ。帰ったら、ゆっくり休も? ヨシノ=サンも一緒にね?」
「それは楽しみでしてー」
朗らかななアトモスフィアが流れ、これで終わったのだとアヤメが気を抜いた刹那!
「まだ、だ……!」
殺気を漲らせ、地面に倒れ伏していたはずのトレードが起き上がる。その腕はもはや原型を留めておらず、
全身から出血しているというのに、なんたる執念! なんたるニンジャ耐久力!
「交渉は……させる! 必ず! だから、貴様らは、消す!」
「やめてください! ニンジャなら、その傷も治ります! だからもう、これ以上は!」
「黙れ! まだ私には、ジツがある!」
トレードの瞳は今までの中でも最も明るく、そして危険な赤色を放っており、恐らくは彼のフドウカナシバリ・ジツの
奥の手が発動しようとしているのが見て取れ、とっさにヒトミとヨシノの盾になるように身を投げ出すアヤメ。
せっかくヒトミを助けられたというのに、このままアヤメは危険なジツによって消し炭になってしまうというのか!
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