過去ログ - 少女「また靴下を履かせてあげるわ」
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3: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2015/02/23(月) 00:43:56.09 ID:iXAYFeWho


少女「貴方はアレが羨ましいのね?」



 貴方は『羨ましい』という感覚を理解できるだろうか。だが『自分もあのようにして欲しい』、そうは思うだろうか。


 少年に靴下を履かせる母。

 母に靴下を履かせる少年。

 少年の位置には自分こそが相応しい。アレは自分のものである。


 アレは、貴方のものなのだ。


少女「それを『羨ましい』、と言うのよ」



 その時、貴方は一つ言葉を覚えた。






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