37: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 14:30:24.74 ID:kKUfzB5A0
「風邪、引きますよ」
「……やっぱり?」
身長差のせいで傘は届かない。
だから、傘を盾にして彼に話しかけた。
私の視界は、傘の黄色で埋め尽くされている。
彼の視界も、きっとそうだろう。
お互いにお互いの表情はわからないハズだ。ハズなのに。
私は彼があの子供のような笑顔でいるような気がした。
「……私の家に来て下さい。まずは体を温めましょう」
何故喫茶店ではなく、私は彼を家に誘ったのだろう。
よくよく考えてみれば簡単な話だ。
あそこは、ワンダーランド、だから。
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