4: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 11:01:50.56 ID:kKUfzB5A0
20×○年 A月U日
父は、母の金に目が眩んだだけの、不細工な大人だった。
父は幼い頃から私に家庭教師をつけた。
きっと私に母のような教養無しにはなって欲しくないと思ったのだろう。
そんな母は我が侭で子供の私から見ても子供のような人だった。
私が彼女の気に食わない事をすれば、容赦なく怒られた。
そして何よりも褒める事をしない。いい成績を取っても、自分の過去と比べてなのか不機嫌になるだけだ。
彼女は言う、「私に褒められるぐらいの事をしなさい」と。
私は両親が嫌いだった。
理不尽で、傲慢な、ハートの女王。
歌うばかりでろくな教養を与えてくれやしない、代用ウミガメ。
69Res/36.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。