57: ◆uCbLPg/WnY[saga]
2015/02/23(月) 15:16:10.87 ID:kKUfzB5A0
首を撥ねられたジャバウォックはうめき声をあげた後、静かに椅子に沈みこんだ。
「……すぐには決められない。少し話をしましょう」
掠れた声で彼女は言葉を搾り出した。
父は了承の意を見せると、私を部屋の外へと追いやった。
その後、二人がどんな会話をしていたのかは知らない。
だが次の日、母は私に「勝手にしなさい」とだけ言ってきた。
最初は何を言われたのか理解できなかった私も、徐々にそれがアイドル活動の事を勝手にすればいいと言われたのだとわかった。
朝食、誰もいない母の席を見ながら食事をしていると、隣から父に声をかけられた。
「……ありす」
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