過去ログ - 吹雪「やっぱりこの鎮守府はおかしいです!!」
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858: ◆f.mfKOcHUQ[saga]
2015/03/12(木) 03:24:53.14 ID:YDCmOaN2o
叢雲「呉の司令官を教えていた長門さんが呉の司令官の秘書官を務めることは別におかしくない」

叢雲「でも司令官は彼の配属自体を拒んでいたの」

叢雲「『あいつの代わりが未熟者に務まるわけがない、特にあいつはもっと勉強させなければならない
     でないと、あいつと同じ末路をたどることになる、未来ある若者を殺すな』ってね……」

提督「……」

叢雲「司令官は何度も学校に抗議したわ、でも決まったものを取り下げることは出来ない」

叢雲「配属が決まって正式に配属されるまで、昼も夜も長門さんと司令官は口論を続けてた……」

叢雲「殴り合いの喧嘩ならまだ良かったかもね、聴覚を失いたくなる程陰湿な言い争いだったわ……」

叢雲「…………そんな言い争いが着任する直前まで続いて……結局」

提督「時間が解決したってことか」

叢雲「…………」コク

提督「……提督不在の穴埋めが先か、質のいい提督を後で配属させるのが先か……」

提督「……どっちが正しいかよく分からんな……その時長門さんと会話とかは?」

叢雲「…………」フルフル

提督「……そうか、まぁそうだよなぁー……」

叢雲「……長門さんが配属された後は秘書艦の仕事は私が引き継いで、秘書艦の生活は今年で13年目……」

叢雲「事実上長門さんと同じ期間の秘書艦生活ね……」

提督「……横須賀さんの性格はやっぱり長門さんの件から?」

叢雲「いや……昔っからいやみったらしい性格だったけど、長門さんの件から更に悪化したって感じね」

叢雲「……ただ、一つ言えることは……あの人は長門さんも呉の司令官も憎んでない……」グッ

叢雲「むしろ……」


カチッ ガラッ


横督「叢雲、来い、作戦会議だ」

叢雲「……司令官」

横督「……早くしろ」

叢雲「……分かったわ、すぐに行く」

タッタッタ…ピタッ

叢雲「……二丁目さん……」

叢雲「……司令官のこと、好きになれとは言わない……」

提督「……」

叢雲「分かってあげて、あの人も辛いの……」

叢雲「……長門さんや呉さんも助けて欲しいけど……司令官のことも忘れないで……」

横督「おい!何をしている!」

叢雲「……じゃあ、行くわ、またね」

タッタッタッタッ

提督「…………」

提督「……助けるって……何を助けりゃいいのさ……俺は吹雪ちゃん一人で精一杯だってのに」ポリポリ

提督(……まぁ……言われたからには最善を尽くさにゃならんな……)


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