過去ログ - ケルベロス「チカラ ヲ カンジル」わぴこ「ぅわぁーーーい!」きん注×女神転生
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1:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/24(火) 23:52:15.25 ID:ZZ8a+toD0
非常にレベルの低い地の文あり。
きんぎょ注意報を久々に見て、無性に書きたくなりました。
本当にごめんなさい。

※総レス数46程度です。

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2:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/24(火) 23:53:33.63 ID:ZZ8a+toD0
新田舎ノ中学校。
その理事長室で、一人の少女がわなわなと身体を震わせていた。

「こ、これは……!」

以下略



3:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/24(火) 23:55:26.90 ID:ZZ8a+toD0
(もっと言って、もっと言って)

胸中でそう繰り返し、ニヤニヤと顔を歪ませる様は、さながら童話に登場する性悪魔女……もとい、エデンの園から降り立った天使のよう。

(むふっ、わかってるじゃないのあんた)
以下略



4:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/24(火) 23:57:25.52 ID:ZZ8a+toD0
「……こんな挑戦状送りつけてくるなんて、由梨香のやつ……上等じゃない」

ぐしゃっ。
持っていた手紙を握りつぶし、床に投げつけ、足で踏みつけること十数回。

以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2015/02/24(火) 23:57:49.90 ID:eDqk/18z0
きんぎょ注意報とかクッソ懐かしいな!


6:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/24(火) 23:59:45.13 ID:ZZ8a+toD0
―――

一週間後。
新田舎ノ中は熱狂の只中にあった。

以下略



7:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:02:17.34 ID:djymLcXh0
「まあまあ、そう怒ってばっかりだと皺まみれになるぜ」

サングラスの少年、葵がニヒヒと笑う。

「ぬわぁあああんですってぇぇぇ!?」
以下略



8:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:03:42.79 ID:djymLcXh0
ぱっと葵を離した千歳は、わぴこへと詰め寄る。

「わぴこ、絶対に勝つのよ!?」

「はぁーーーーい!」
以下略



9:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:05:01.29 ID:djymLcXh0
葵の言葉をアナウンスが遮る。

『新田舎ノ中生徒会副会長であるわたくし、北田秀一が司会進行を勤めさせて頂きましたこの合同体育祭。白熱したバトルによって大いに盛り上がったこのビッグイベントもいよいよ大詰め。ここで一度、これまでの両校の成績を改めて発表したいと思います』

『第1種目、焼きそばパン食い競争は、新田舎ノ中に軍配が上がりましたね。これについてぎょぴちゃん、コメントをどうぞ』
以下略



10:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:08:25.44 ID:djymLcXh0
おおーーー!
歓声渦巻く中、不良牛が壇上に上がり、マイクを手に取る。
しばらくの沈黙の後……。

『焼きそばパンを笑う者は焼きそばパンに泣く』
以下略



11:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:09:41.94 ID:djymLcXh0
―――

人目の無い校舎裏の物陰。
そこに、地面にうずくまるようにしてパソコンを操作する少女の姿があった。

以下略



12:名無しNIPPER[saga sage 毒りんご云々は白雪姫でしたね……]
2015/02/25(水) 00:12:13.34 ID:djymLcXh0
「だぁぁあれが老婆ですってぇぇええ!?」

……。
えっと、そのパソコンがどうしましたって?

以下略



13:名無しNIPPER[saga sage 毒りんご云々は白雪姫でしたね……]
2015/02/25(水) 00:13:11.03 ID:djymLcXh0
「……あの金魚は時価数億。対して猫の目は時価数百億……。藤ノ宮千歳はおいしい話だと思ってるんでしょうけれど、こっちには必勝法がありますのよ……」

ふくくく、と邪悪……もとい瀟洒な笑みを浮かべる。

「覚悟なさい藤ノ宮千歳!……あとはこのキーを押せば」
以下略



14:名無しNIPPER[saga sage 毒りんご云々は白雪姫でしたね……]
2015/02/25(水) 00:14:03.11 ID:djymLcXh0
「オレサマ ハ マジュウ ケルベロス。 コンゴ トモ ヨロシク......」

古の魔獣が、由梨香の前に顕現した瞬間だった。

「やった!成功ですわ!」
以下略



15:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:14:50.10 ID:djymLcXh0
「はよ〜〜ん!」

「……」

「犬さんもはよ〜〜ん!」
以下略



16:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:15:58.47 ID:djymLcXh0
由梨香がわぴこの肩を抱き寄せ、耳打ちする。

「いい?今見たことは全部内緒、わかった!?」

「ぜんぶ〜?」
以下略



17:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:16:55.57 ID:djymLcXh0
それを聞いて緊張が解けた由梨香は、ほっと胸を撫で下ろす。

「じゃあわたくしはこのへんで!行きますわよ、ケルベロス!」

言うや否や、一目散に駆け出す由梨香。
以下略



18:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:17:33.97 ID:djymLcXh0
「キサマ カラ ハ ツヨイ チカラ ヲ カンジル」

「ぅわぁーーい、誉められた!」

「ワガ ナ ハ ケルベロス マタ アイマミエ ヨウゾ」
以下略



19:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:18:09.20 ID:djymLcXh0
―――

手を振りケルベロスを見送ったわぴこは、ふと足元にあるパソコンに気付いた。

「なんだこりゃ?」
以下略



20:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:19:09.40 ID:djymLcXh0
わぴこが楽しげにENTERキーを弾く。
すると、モニターに大きな文字が表示された。

"悪魔召喚プログラム オートモードが起動されました。データをロードします。(now loading...0.17/100)"

以下略



21:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:20:11.58 ID:djymLcXh0
―――

「おっそぉーーい!何やってたのよわぴこ!」

開口一番大声を張り上げたのは千歳である。
以下略



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