過去ログ - ケルベロス「チカラ ヲ カンジル」わぴこ「ぅわぁーーーい!」きん注×女神転生
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11:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:09:41.94 ID:djymLcXh0
―――

人目の無い校舎裏の物陰。
そこに、地面にうずくまるようにしてパソコンを操作する少女の姿があった。

以下略



12:名無しNIPPER[saga sage 毒りんご云々は白雪姫でしたね……]
2015/02/25(水) 00:12:13.34 ID:djymLcXh0
「だぁぁあれが老婆ですってぇぇええ!?」

……。
えっと、そのパソコンがどうしましたって?

以下略



13:名無しNIPPER[saga sage 毒りんご云々は白雪姫でしたね……]
2015/02/25(水) 00:13:11.03 ID:djymLcXh0
「……あの金魚は時価数億。対して猫の目は時価数百億……。藤ノ宮千歳はおいしい話だと思ってるんでしょうけれど、こっちには必勝法がありますのよ……」

ふくくく、と邪悪……もとい瀟洒な笑みを浮かべる。

「覚悟なさい藤ノ宮千歳!……あとはこのキーを押せば」
以下略



14:名無しNIPPER[saga sage 毒りんご云々は白雪姫でしたね……]
2015/02/25(水) 00:14:03.11 ID:djymLcXh0
「オレサマ ハ マジュウ ケルベロス。 コンゴ トモ ヨロシク......」

古の魔獣が、由梨香の前に顕現した瞬間だった。

「やった!成功ですわ!」
以下略



15:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:14:50.10 ID:djymLcXh0
「はよ〜〜ん!」

「……」

「犬さんもはよ〜〜ん!」
以下略



16:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:15:58.47 ID:djymLcXh0
由梨香がわぴこの肩を抱き寄せ、耳打ちする。

「いい?今見たことは全部内緒、わかった!?」

「ぜんぶ〜?」
以下略



17:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:16:55.57 ID:djymLcXh0
それを聞いて緊張が解けた由梨香は、ほっと胸を撫で下ろす。

「じゃあわたくしはこのへんで!行きますわよ、ケルベロス!」

言うや否や、一目散に駆け出す由梨香。
以下略



18:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:17:33.97 ID:djymLcXh0
「キサマ カラ ハ ツヨイ チカラ ヲ カンジル」

「ぅわぁーーい、誉められた!」

「ワガ ナ ハ ケルベロス マタ アイマミエ ヨウゾ」
以下略



19:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:18:09.20 ID:djymLcXh0
―――

手を振りケルベロスを見送ったわぴこは、ふと足元にあるパソコンに気付いた。

「なんだこりゃ?」
以下略



20:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:19:09.40 ID:djymLcXh0
わぴこが楽しげにENTERキーを弾く。
すると、モニターに大きな文字が表示された。

"悪魔召喚プログラム オートモードが起動されました。データをロードします。(now loading...0.17/100)"

以下略



21:名無しNIPPER[saga sage]
2015/02/25(水) 00:20:11.58 ID:djymLcXh0
―――

「おっそぉーーい!何やってたのよわぴこ!」

開口一番大声を張り上げたのは千歳である。
以下略



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