過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 11
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922: ◆xjSC8AOvWI[age saga]
2015/04/27(月) 02:01:42.76 ID:Rbhn78fD0
ほむら「今回元凶は始末したけど、巴マミのせいでまどかは契約してしまったし……」
ほむら「その上仲間とか先輩面して、まだ自分の行動が絶対正論で正しいって顔して私を縛ろうとしてきたから、
それで今までのことも含めて全部巴マミに当たった」
ほむら「そして、こうなったら巴マミとはもう完全に決別しようって、
絶対に巴マミの好むような魔法少女にはならないって決めたの」
ほむら「…でも結局当たり前だけど私の行動は悪人扱いのままで、
自分を認めてくれると思ってた、時間を戻して全部思い出が消えちゃったその友達は
結局巴マミの味方で、やっぱり私の知ってる私の友達のその人じゃないんだなって気づかされたり…」
杏子「ちょ、ちょっと待て、まさかそれって―」
ほむら「――そう考えたら!
そもそも自分が何度も救おうとしてるまどかも、私の知ってるまどかとは違うって気づいて!」
声をさえぎるように、張り上げて続ける。
ほむら「最初は巴さんのことも、私を魔女から助けてくれた命の恩人だった、大好きな人だったけど、
私を悪人扱いしてくる奴は巴さんとももう違うってわかったし!」
ほむら「私が大切だと思ってたまどかは結局もう居なくて、
これ以上繰り返しても、絶対に遭えないんだって思ったの!」
ほむら「だからもう私の願いは叶わない。
二度目なんてないし、やり直しなんて効かなくて、死んでしまったらそこで終わり…」
ほむら「そんな当たり前のこともわからずにやり直しを望むなんて、契約したときから間違っていたのよ。
時間を戻しても、生き返らせてと願っても、なくしてしまったものにはもう出逢うことはできない」
ほむら「けれどもう受けいれることにする…」
ほむら「……だからもう私の思い出をこれ以上邪魔しないで欲しいんです。
私にとっての大切なものは別にあるから」
…こう言った結果、どうなるかなんてもう考えなかった。
魔女化の真実を知ってどう思うかとか、まどかが世界を滅ぼすと知ってどう対処するのかも、最早この世界のことには興味が無い。
知りたがっていたから、溜まっていたものを全部吐き出しただけだ。
杏子「………、」
……背を向けて歩き出すけれど、返事が返ってくることは無かった。
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