過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 11
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953: ◆xjSC8AOvWI[age saga]
2015/04/30(木) 00:46:58.61 ID:Ba680pQD0

QB「それよりほむら、君はやっぱりこの世界の人間じゃなかったんだね」

QB「おかげで一つ謎は解けたよ」

QB「今まで何故ただの一般家庭の中学生でしかないまどかがあれだけの素質を持っているか疑問だったけれど、
   まどかの持つ素質の大きさ… あれは君のせいだ」

ほむら「…え?」

QB「君が最初にまどかと会ったとき、あれほど強くはなかったはずだよ」

QB「それが、繰り返すごとに力を増していったんじゃないかい?」

ほむら「……」

 そう言われてみれば、確かに一緒に戦っていた最初の頃はあんな莫大な魔力を出すことはなかった。
 最初のワルプルギスの夜にまどかが負けてしまったのも、前回疑問に思っていたことではある…

 でも、そんな。どうして?
 …あんな大きな素質を持って、魔法少女にまで狙われて。まどかが苦しむことになったのは私のせいなの…?

QB「君の目的はまどかを救うことだった。
   たった一人の人物を軸として何度も繰り返した結果、交わることのないはずの平行世界の因果――その素質を束ねることとなってしまった」

QB「お手柄だよ。君がこうしてこの世界に辿り着いてくれたことに僕達は感謝しなければならない」

ほむら「は…… なによそれ…」

QB「まどかがかなえたのは小さな願いだったけれど、1つの星の歴史くらいはどうにでもできるくらいの素質を持っていた。
   それが魔女化したとき、どうなるか…」

ほむら「………もうそれはわかってるわ。地球は滅ぶのよね」

QB「…それをわかっていてここでまどかと一緒に居ることを選ぶのかい?」

ほむら「…そうよ! そのことについて今更揺さぶりをかけたって無駄よ……!」

QB「………やれやれ。知っていてこの選択とは。
   なんでそんな非合理的なことをするのかわからないよ」

ほむら「あなたじゃ一生かけて研究したって理解することはできないでしょうね」


 インキュベーターは捨て台詞を吐いて去っていった。
 珍しくこいつに勝ってやった。少し良い気分だ。

 ……って、そうじゃない。
 あいつ、何か不穏なことを言ってたけど………

ほむら(…本当に都合の良いことだけ言ってどこかに行くんだから……)



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